大切な愛犬と一緒の時間を過ごしたり、愛犬をより安全で快適な環境にいてもらうために室内飼いをする飼い主さんは多くいます。
東京などの都心では戸建て住宅に住んでいても近所迷惑になってしまいますし、マンションに住んでいる方は庭がないので室内飼いを選択せざるおえないですよね。
室内飼いは一見愛犬とたくさん時間が取れるので気軽に思えますが、実はたくさんの問題が潜んでいることがあります。
例えば人間だとなんとも思わないコンセントや電気ケーブルは犬にとってはかなり危険。
他にもいくつかのポイントに注意を払っておかないと思わぬ怪我や、家具の損傷を引き起こしてしまうリスクがあります。
愛犬と飼い主の両方が笑顔で過ごすために、都内で多い室内飼いで飼い主さんが気をつけるべきポイントについて考えておきましょう。
ルールを決めて守ることが大切!
かわいい愛犬と生活していく上でルールはしっかり作ることが大切です。
犬にとっては飼い主さんがリーダー。
犬の社会は縦社会なので、しっかりしたリーダーと生活していないと犬も心配になってしまいますし秩序が守られなくなってしまいます。
犬にとってはしっかりしたリーダーとの生活が安心できるのです。
愛犬と室内飼いで生活する場合の注意点を紹介します。
できる範囲で愛犬との取り決めをしてみてください。
食事は飼い主さんが先に食べること
室外飼いであれば人間側の食事タイミングが犬に影響を与えることはありませんが、室内飼いではそうもいきません。
犬は家族というグループの序列を強く意識する生き物です。
見ていないようで、食事の時の順番はきちんと見ています。
ご飯を食べる順番で誰がこのグループの中で偉いのかを判断しています。
かわいい愛犬に先に食べさせたいと思ってしまいますが…、それはNG。
愛犬がお腹を空かせていても我慢してください。
犬へのご飯は人間の食事が終わったあとに与えるようにすることで、愛犬が「あいつよりも偉いんだ」と勘違いすることなくグループの中で生活できます。
人間が食事をしていると、愛犬はテーブルの上にある人間の食べ物を物欲しそうに見つめてくることがありますが、どんなに可愛くおねだりされても人間の食事を犬に与えるのはよくありません。
- おねだりがエスカレートする
- 犬が食べてはいけないものがある
- 味付けが人と犬用では違う
人間の食事を犬に与えてしまうとリスクがあるからです。
粗相はしっかり叱ること
愛犬を叱るのは飼い主さんの役割です。
犬がゲージ以外のソファーやベッドの上で寝て自分の場所としてしまっていると優しい飼い主さんはそのままにして放置してしまったり、いたずらをしてものをソファーの下に隠しても笑って叱ろうとしないことがありますよね。
しかしそうやって甘やかしてしまうと犬は勘違いしてしまうことがあります。
犬の同じ行動に対して、甘やかしたり叱ったりが繰り返すこともよくありません。
ダメなことはしっかり叱ることも室内飼いで愛犬と上手に暮らすためのコツです。
迷わずに行動できる環境が犬にとって快適なので、だらだらと甘やかすような事はせず粗相をしてしまった時はしっかり怒るようにしましょう。
犬への愛情表現は甘やかすだけではなくメリハリをつけてダメなことを教えてあげることが大切です。
犬が届く位置にものを置かない
犬は興味があるものを噛んだり引っ張ったします。
床に落ちている小さな物を誤飲することはよくある話です。
犬の目線の高さに小さい小物などは置かないようにすることはすごく大切です。
最も注意したいのは家電製品のコード。
コンセントの位置はだいたい犬の目線の高さに設置してあるので、コンセントに差したコードを噛むことで感電してしまう危険性があります。
壁のコンセントや家電製品の電源コードにはカバーをかぶせて犬が噛めないようにしておくことや、障害物を置いて犬がコードに触れないようにするこがと大切です。
コードの他にもテーブルの足なども犬が噛んでしまいやすいです。
テーブルなら感電こそしませんが壊れてしまう可能性もありますし、テーブルの破片を犬が飲み込んでしまうのもやはり非常に危険です。これを防ぐためには犬用の忌避剤などをテーブルの足に塗布しておくと良いです。
犬への対応をハッキリさせて室内飼いを快適に
都心では戸建でも、マンションやアパートでも外で犬を飼うことはとても難しいので室内飼いをするしかありません。
もともと犬の犬種の中には室内で生活するのが難しい犬種もいますし、歴史的にみても室内で生活するように習慣化されていないのでしっかりルールを決めて生活しないと犬も混乱します。
室内飼いで愛犬とより長い時間を一緒に過ごすために、愛犬が混乱しないように対応を発揮しさせて生活しましょう。
愛犬に尊敬される接し方や生活習慣をすることが大切ということです。
接し方以外にも部屋で怪我をしないように配慮することも大切ですね!
愛犬とより長く一緒に過ごし、愛犬により快適な環境で長生きしてもらうためにも室内外のルールを見直していくのもいいのかもしれません。
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