愛犬が飼い主さんにじゃれてくるときに顔を舐められた経験ありませんか?
犬同士で毛づくろいをしたりしている、挨拶で舐めあったりしている姿を見たことがある人も多いですよね!
人間にはない何かを「舐める」という行動。
愛犬の可愛い愛情表現の1つですが…、人間にとっては危険なこともありますよ。
目次
犬が舐める理由は?
犬だけではなく動物にとって舐めるという行動は大切なコミュニケーションの1つです。
子犬は母犬の口元を舐めるてご飯をねだったり、母犬は子犬を舐めることで愛情表現をしています。
犬にとっては舐めるという行為はコミュニケーションをするために欠かせない行動です。
愛犬が飼い主さんを舐めるのは、こんなコミュニケーションを取りたいからかもしれません!
- 遊んで欲しい
他のことに夢中になっている飼い主さんを振り向かせたいから舐める - 信頼している
飼い主さんを安心させるため舐める - 匂いが気になる
気になるニオイを味覚で確認するために舐める - 相手を落ち着かせたい
ストレスで苛立っている人をなだめたいから舐める
赤ちゃんがいる家庭だと泣き止まない赤ちゃんを犬が舐めて落ち着かせようとしていることもありますね!
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どこを舐めたかで犬の気持ちがわかるかも?!
愛犬が飼い主さんを舐めるときに、舐めた場所によって考えていることが違います。
たまたま近くにあるから舐めるわけではなく、場所を選んで舐めていることが多いので意味を理解してコミュニケーションをとってあげましょう。
顔をなめる
飼い主さんやよく遊んでくれる人を舐める時、愛犬が嬉しそうにしていませんか?
顔をなめるのは、尊敬や敬意を示していることが多いです。
大好きな飼い主さんに「あなたが好きですよ!」と愛情表現をしてくれています。
手をなめる
仕事をしていたり、テレビを見ているときに手を舐められた事はありませんか?
飼い主さんの手を舐めている時は遊びたいか、何かを催促していることが多いです。愛犬にとって飼い主さんの手は撫でてくれたり、おやつをくれたりする大切なもの。
しつけで犬を叩くと、手が愛犬にとって怖いものに変わってしまうので要注意!
足をなめる
足を舐めてくるのは匂いが好きなのか、かまって欲しいサイン。
知り合いの子犬は飼い主さんの足は舐めずに来客している人の足をずっと舐めていたことがあります。
ワンちゃんによって好きな匂いを舐める癖をもった子もいるみたいですよ!
犬に舐められるのは嬉しいことだけじゃない!?犬に舐められるリスク
ここまで、犬が飼い主さんを舐めてくる理由を説明しました。
愛犬が舐めてくると嬉しくて舐め返したくなってしまいますよね…。
でも、愛犬から舐められる事は人間にとって危険なことも多いですので注意しましょう!特に免疫力が弱いお子様や高齢者の方は要注意です。
細菌感染するリスクがある?!
犬に口元や傷口を舐められると犬の口の中にいる細菌に感染するリスクがあります。
愛犬は我が子同然として飼われている方は、食器などにも要注意です。
2020年にはやっている新型コロナウィルス(COVID-19)も犬に感染すると言われています。散歩などは要注意!
- カンピロバクター症
- パスツレラ病
- カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症
全て人間にとって危険な感染症ですが、「カプノサイトファーガ・カニモルサス感染症」は発症例はすくないものの国内症例の致死率は約20%と恐ろしい病気です。
カプノサイトファーガ・カニモルサスの感染症は発症することは極めて稀なのだが、発症すると体調が急激に悪化するのだ。 そのため、医師に病の原因を特定させる間も与えず、患者が死に至ることもあるという。
舐め癖を辞めさせるには?
愛犬に口や傷口をなめられるのは危険です。
大切なのはしつけ。
愛犬が悪気があって舐めてくるわけではないので、心苦しいですが…。愛犬との楽しい生活を送るために頻度が高い舐め癖はしつけで直してあげましょう。
舐め癖を直す方法
愛犬が舐めて来たら、「待て」と言って静止させましょう!
ポイントは落ち着いた声で発生すること。舐めるのを辞めたら褒めることも大切です。
舐める理由を説明した通り、犬の舐めるという行動は愛情表現なので普段からコミュニケーションをよくとって信頼関係を築いていきましょう!
どうしても、舐める癖が直らなくて気になる飼い主さんはトレーナーや動物病院で相談してみるのも良い方法です。
まとめ
犬が飼い主さんを舐める理由やリスクを紹介しました。
犬の口内には最近がたくさんいるので、この記事を読んだ方は愛犬に対して舐めることに敏感になってしまうかもしれません。
でも、今までしてきた行動を嫌がると愛犬も困惑してしまいかわいそうです!
もし舐めるのを止めるようにしつけるならば、愛犬が飼い主さんを舐めてきそうになったら逆にこっちから撫でたおすなどのコミュニケーションをとってあげてください。
愛犬が飼い主さんの愛情を受け取ったら自然に舐めることを止めるかもしれませんよ。