人間もしゃっくりするように犬もしゃっくりをします。
愛犬と一緒に暮らしていると、くしゃみをしたりしゃっくりをしたり人間に近い動きをすることが多いですよね。
しゃっくりはたまにしている程度のものであれば、気にならないですがあまりに頻度が高くしゃっくりが治るまで時間がかかると病気なのではないかと心配になりますよね…。
なんで犬がしゃっくりをするのかについて紹介していきます。
目次
犬がしゃっくりをする原因は?
人間のように犬にも横隔膜があります。
人間と同じで犬のしゃっくりも横隔膜の痙攣によって引き起こっています!
しゃっくりをする原因と対処方法を紹介します。
愛犬はご飯を早食いしていませんか?
しゃっくりをする原因として最も多いのがご飯の早食いです!
ヒトと同じようにイヌも食べものを食べる時によく噛んで食べずに飲み込む習慣があります。
そのため、たくさんの食べ物が一気に胃袋に流れ込むので胃の近くに横隔膜が刺激されてしゃっくりが出てしまうということがあります。
人間も早食いするとしゃっくりが出ることがありますが愛犬も同じ原理でしゃっくりをしてしまうのです。
このため早食いが癖になっている犬は頻繁にしゃっくりを起こしやすくそのまま放置しているとしゃっくりだけではなく、様々な症状が出てしまうリスクがあります。
もちろん、しゃっくりが軽度であれば自然と治るので問題はありませんが、しゃっくりが落ち着くまでは愛犬の傍で様子を見てあげたほうがいいです。
早食いの癖があるワンちゃんには早食い防止用の食器を使ってみると治るのでぜひ使ってみてください。
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食べ辛そうですが、愛犬のためには仕方ないことですね!早食いの癖が治ったら普通の食器に変えてあげるのもいいですね!
ご飯の硬さがあっていないかも?
ドッグフードは硬さが様々なので、ドッグフードの種類を変更する時は愛犬の様子をよくみた方がいいです。
ドッグフードの硬さが愛犬に合っていないと胃が消化するのに対応しきれずにしゃっくりが出やすいことがあります。
柔らかいドッグフードから硬いドッグフードに変えた時に起こりやすいので要注意!
ドッグフードの硬さでしゃっくりが出る場合は、硬さが愛犬に合えばしゃっくりも起きなくなるので調整してあげるといいです。
ストレスや運動不足ではないですか?
呼吸が浅くなるとしゃっくりがでることがあります。
精神的なストレス、例えば引越ししたとか新しいワンちゃんを迎え入れたなどです。
ストレスチェック
- いたずらが増えた
- 不安そうな顔をしている
- 表情がいつもと違う
思い当たることがあれば精神的にストレスを感じているのかもしれません。
また、運動不足で脂肪がたまってしまうと呼吸器を圧迫してしまうので呼吸が浅くなりしゃくりが出てしまうことがあります。
愛犬は可愛いからと言ってたくさんご飯を与えてしまうのもしゃっくりの原因になってしまうこともあるのでご飯の量も適切にした方がいいです。
犬のしゃっくりの止め方はどうすればいいの?
ご飯を早く食べ過ぎなどのしゃっくりは原因がわかっているのでしばらくすると落ち着きますが、どうしても心配な場合は愛犬の健康状態をよくみて以下の方法をするといいと言われています。
- 水を飲ませてみる
- おやつを食べさせてみる
- マッサージをしてみる
- 散歩をしてみる
呼吸のリズムを整えてあげればしゃっくりが止まる可能性があります。
人間の赤ちゃんと一緒で、子犬の時期のしゃっくり深刻に考える必要はないとされています。内臓の成長にともない横隔膜が痙攣しやすいからです。
しゃっくりは呼吸器からのサインと言われています。
犬のしゃっくりの原因は、何らかの理由で呼吸器に刺激が与えられていることが多いからです。
軽度のしゃっくりは落ち着くことが多いですが、しゃっくりの頻度が高い。明らかにいつもしているしゃっくり の様子とは違う場合は病気の可能性もあるので、愛犬の症状をきちんと観察して動物病院へ連れていく必要があります。
病気が原因で起こるしゃっくり
飼い主さんと一緒で犬がしゃっくりをするのはほとんど問題が無いケースがが多いのでそこまで心配する必要はありませんが、あまりにも頻繁にしゃっくりをする場合や、いつものしゃっくりの仕方と様子が違う場合は要注意です。
呼吸器系の病気や心臓の病気でしゃっくりが出ることがあるからです。
- 喘息
- 肺炎
- 胸膜炎
- 心膜炎
- 心臓肥大
また他にも、胃捻転・脳卒中・てんかんなどの場合にもしゃっくりが続くことがあります。
しゃっくりだけでなく、嘔吐や愛犬が苦しそうにしているなどの症状がみられたら動物病院へ連絡するようにしてくださいね!
まとめ
ワンちゃんも人間と同じようにしゃっくりをすることがあります。
もちろん、しゃっくりだけではなく愛犬の様子がいつもと違う場合やいつもたくさん食べるのに食欲が無いなど、愛犬をよく観察してあげることが大切です。
しゃっくりに動揺してすぐに動物病院へ駆けこむのは良くありませんが、病気の可能性もあるということを飼い主さんが知っておくことは大事なことだと思います。
愛犬を普段たくさんみている飼い主さんの「いつもと違う」という直感が病気の早期発見に繋がることは少なくありません。
何でもかんでも心配しすぎてしまうのも良くありませんが、大切な愛犬をよく観察することは大切ですね!