愛犬を迎えた時、まず飼い主さんが悩むのが「しつけ」です。
犬は人気のペットなのでテレビでよくみることが多いですが、CMやドラマの中の犬みたいに思った通りに動いてくれない…。
そう悩んでいる飼い主さんは多いはずです!
ちょっとづつでも愛犬が飼い主さんの指示に従ってくれるように「しつけ」をしていくことは愛犬のためになることが多いです。
しつけには指示通り動いてくれるということ以上に、人間社会のルールを愛犬に教えるという意味が大きいのです。
今回はしつけの方法について紹介します。
目次
犬に人間社会のルールを覚えてもらうことは重要!
しつけと聞くと、愛犬の自由を阻害すること。なんか愛犬がかわいそう…。
そんなイメージがある方も多いと思いますが、しつけは犬の命を守るために必要なことです。
人間も社会のルールを守らないと他人に迷惑をかけてしまうように、犬を飼育する以上ということは最低限覚えていなくてはならないものがあるからです。
例えば、犬が道路にいきなり飛び出してしまった場合に飼い主さんが「待て」をして飛び出しを防ぐことができる可能性があるからです。
それ以外にも、犬が苦手な人も世の中にはたくさんいるのでしつけをしていれば最低限、他人に迷惑を掛けないようにする事ができます。
つまり、しつけをきちんとしていれば愛犬との行動範囲が広がるということです!
かわいい愛犬とのお出かけは飼い主さんやワンちゃんにとっても楽しいイベントです。ある程度のしつけができていれば、どこへでも安心して連れて行く事ができるので行動範囲を広げることができます。
しつけはいつから始めるべきなの?
犬のしつけは基本は初日から始めます。
しつけと言っても初日から「待て」や「おすわり」を覚えさせることはしなくて大丈夫です。
まずは迎え入れた環境に犬を慣れさせることを意識しましょう。
室内外の場合は、迎え入れて1日くらいは日常の音を聞かせてあげるといいでしょう。
環境や日常の音に慣れてきたら、名前を呼んで認識させたり、家族で遊んでみるといいです!
犬が社会に出るための準備期間を「社会化期」といいます。この頃に親や兄弟と一緒に犬同士で噛む加減や吠えかたなどを学びます。生まれてすぐは好奇心が強く、様々なことを学習していく時期なのでなるべく親や兄弟と一緒にいた方がいいとされています。
生後3ヶ月以降がしつけを覚えやすい時期
この時期からは基本的なしつけをして問題ないです。
とは言ってもまだ子犬なので飼い主さんが必死にいろんなことを覚えさせようとすると愛犬も疲れてしまいます!
楽しくしつけができるように、日常でご飯の時間などに「待て」や「お座り」と言ってみるなど。
短時間で怒らずに、できたら褒めてあげるを繰り返しやってみるといいですよ。
迎え入れる愛犬が子犬とは限りませんよね!子犬に比べて成犬のしつけは時間はかかりますが、成犬になってからでもしつけはできますが、甘噛みや無駄吠えなど子犬の時の癖は直しづらいので根気よくしつけていきましょう。
これだけは、しつけておいた方がいいこと
愛犬のしつけは、飼い主さんにとって大変なことも多いです。
犬の大会に出場させるなどの目標を持っている方なら話は別ですが、飼い主さんが困らない生活をするためにこれだけは覚えさせた方がいいことは、
- トイレ
- 基本指示
- ハウス
基本指示やハウスはご飯の時に慣れさせるといいです。
室内飼いの場合、子犬のうちにトイレを覚えてもらうことはとても重要です!
愛犬を室内飼いをする時に気をつけるポイントは?犬と一緒に暮らすのに大切なことトイレの場所を認識させる
簡単な様で難しいのが「トイレ」。トイレトレーニングは子犬のうちにしつけましょう!
愛犬を迎え入れる時にトイレの場所を設定しておきます。
犬はトイレをする前に匂いを嗅ぎ始める習性がありますし、ご飯を食べた後にトイレにいくことがありますのでタイミングをみてトイレの上にのせてあげるといいです。
毎日繰り返すと足の裏の感覚でトイレの場所を認識してくれます!
愛犬がトイレを間違った場所でしても怒らないようにしましょう。トイレのたびに怒られると排泄がダメなことだと認識してしまうことがあります。
外出することを考えるとトイレシーツの上でトイレすることを覚えさせるととても便利なのでおすすめです。
犬をしつける時の注意点は?
しつける時の注意点を説明します。
要点犬は人間のように頭がいい動物なのでわかりやすく表現してあげることが重要です。
しつけで怒るのはNG
しつけしている時に失敗しても怒ってはいけません。
人もあれこれ怒られながら勉強させられるのは嫌ですよね!
失敗の原因は犬だけのせいでは無いことが多いです。飼い主さんの指示がわかりにくかったり曖昧だと愛犬も何をしたらいいのかわからないかもしれません。
お互いがわかりやすくコミュニケーションを取りましょう!
しつけで叱る時には強めに短く。
- ダメ
- ストップ
- ノー
わかりやすく完結に、低めの声で伝えることが大切です!
なるべくルールを途中で変えないこと
- 子犬の頃は寝室で一緒に寝てたのに成犬になったらNGになった
- 子犬の頃はテーブルに上がることは良かったのにいきなりNGになった
子犬の時はOKだったのに、成長になったらダメ。
飼い主さんは愛犬の成長に応じてルールを変更しがちですが、犬は混乱してしまうことがあります。
大切な愛犬を混乱させないために家の中のルールは統一しておいた方がいいですよ。
しつけは愛犬と楽しく暮らすために大切なこと
しつけと聞くと身構えてしまいますが、愛犬へのしつけは人間社会のルールを教えてあげることが大切です。
せっかく迎え入れようという出会いがあって一緒に生活する事になった運命があるのでお互いに楽しい方が絶対にいいはずです。
犬との生活は毎日いろんなことが起きるので、いたずらされてイライラしたり夜中なかなか寝なくて心配になったりすることがありますがだからこそ、犬との暮らしは楽しいんですよね。
犬には犬の都合があってなかなか、しつけの通り行動してくれないことがありますが。
愛犬に人間社会で楽しく生活してもらうためにもきちんとしつけをして、人間社会のルールを覚えてもらうことは大切なことですね。