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お手入れ

犬のブラッシングの頻度はどのくらい?毛のタイプ別の回数とブラシの選び方

11月3日更新約8分で読めます

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このテーマのまとめお手入れ

愛犬のブラッシング、どのくらいの間隔でしていますか。「毎日したほうがいいの?」「短毛の子にも必要?」と迷う飼い主さんは多いですよね。この記事では、毛のタイプ別のブラッシングの回数、合うブラシ、やり方の手順、嫌がるときの慣らし方をまとめました。読めば、自分の犬に合う回数と道具がすぐわかります。

先に結論
  • 長毛・巻き毛の犬は毎日、柴犬などダブルコートの犬は週に3〜4回〜毎日、短毛の犬は週に2〜3回が目安
  • 1回は5〜10分ほど(子犬は1〜2分、シニア犬は3〜5分から)。換毛期(春と秋)は回数を増やす
  • しこりや赤みを見つけたら、下の受診の目安で急ぎ度を確かめる。強い痛みや出血は今すぐ動物病院へ
すぐ動物病院に行きたいサイン
  • (今すぐ)さわると強く痛がって鳴く、血やうみが出ている傷がある
  • (今日か明日に)皮膚が赤くはれている、かゆがって何度もかく、急に大きくなったしこりがある
  • (数日のうちに)左右対称に毛が薄くなる、フケが急に増えた、新しく小さなしこりを見つけた
  • (シニア犬・今日か明日に)さわると嫌がる場所が急に増えた、体のあちこちにしこりがある

急ぎ度の見分け方は、このページの「ブラッシングで見つけたい体の変化」の節でも説明しています。

目次
  1. 犬のブラッシングの頻度は毛のタイプで決まる
  2. 犬種別のブラッシングの回数とブラシの早見表
  3. ブラシの種類と選び方
  4. 犬のブラッシングのやり方
  5. 換毛期は回数を増やす
  6. 子犬はいつから?シニア犬はどうする?
  7. ブラッシングを嫌がるときの慣らし方
  8. ブラッシングで見つけたい体の変化
  9. ブラッシングを続けるコツ

犬のブラッシングの頻度は毛のタイプで決まる

犬のブラッシングの頻度は、毛の長さと、毛が二重かどうかでほぼ決まります。毛が長いほど、また上毛の下にやわらかい下毛(アンダーコート)が生える二重の毛(ダブルコート)の犬ほど、毛玉や抜け毛がたまりやすいからです。

毛のタイプふだんの回数換毛期
長毛(シングルコート)毎日毎日
巻き毛(トイプードルなど)毎日毎日
ダブルコート(柴犬など)週に3〜4回〜毎日毎日(1日に数回に分けてもよい)
短毛(シングルコート)週に2〜3回週に3〜4回〜毎日

回数はあくまで一般的な目安です。散歩で草むらに入る子、毛玉ができやすい子は、回数を増やしてあげましょう。

ブラッシングをすると、抜け毛が取れるほか、毛玉や蒸れを防げます。皮膚の変化にも早く気づけます。

犬種別のブラッシングの回数とブラシの早見表

犬種の例毛のタイプふだんの回数よく使うブラシ
トイプードル・ビションフリーゼ巻き毛毎日スリッカー・コーム
マルチーズ・シーズー・ヨークシャーテリア長毛毎日ピンブラシ・コーム
ポメラニアン・ロングコートチワワ長毛のダブルコート毎日スリッカー・コーム
柴犬・コーギー・ゴールデンレトリーバーダブルコート週に3〜4回〜毎日スリッカー・アンダーコート用ブラシ
ミニチュアダックスフンド(ロング)長毛毎日ピンブラシ・コーム
フレンチブルドッグ・パグ・スムースチワワ短毛週に2〜3回ラバーブラシ・獣毛ブラシ

同じ犬種でも、毛の量や長さには個体差があります。トリミングで短くカットしている子は、毛が伸びるまでは回数を少し減らしてもかまいません。

関連記事犬のカットはサロンと自宅どっちがいい?料金の目安と自分で切るコツ

ブラシの種類と選び方

ブラシは毛のタイプに合わせて選びます。最初は、毛玉をほどくブラシ1本と仕上げのコームの2本で始められます。長毛・巻き毛の犬はスリッカー(細い針金が並んだブラシ)、短毛の犬はラバーブラシ(ゴムのブラシ)が基本です。子犬には、先が丸くやわらかいものを選びましょう。

ブラシ向く毛使いどころ
スリッカーブラシ長毛・巻き毛・ダブルコート毛玉をほどく、抜け毛を取る。軽い力で使う
ピンブラシ長毛長い毛の流れを整える。毛が切れにくい
獣毛ブラシ短毛・長毛の仕上げ毛につやを出す。皮膚にやさしい
ラバーブラシ短毛なでるだけで抜け毛が浮く。嫌がる子にも使いやすい
コームすべての毛最後に通して、毛玉が残っていないか確かめる
アンダーコート用ブラシダブルコート下毛をかき出す。かけすぎに注意し換毛期に短時間で
ブラシを使うときの注意
  • スリッカーを強く押しあてない(皮膚が赤くなる「ブラシ負け」の原因)
  • 同じ所を何度もとかさない
  • ブラシの先が曲がったり、ゴムが劣化したりしたら買い替える

犬のブラッシングのやり方

ブラッシングは、犬が落ち着いている時間にしましょう。散歩から帰ってひと休みしたあとや、寝る前のゆったりした時間がおすすめです。

  1. 体をなでて落ち着かせるいきなりブラシを当てず、まず手で背中や首をなでます。
  2. 背中から毛の流れにそってとかす嫌がりにくい背中から始め、毛の流れにそって軽い力でとかします。
  3. 毛玉ができやすい所をていねいに耳のうしろ、わきの下、内もも、しっぽのつけ根は毛玉ができやすい場所です。毛の根元を指で押さえて、皮膚が引っぱられないようにほどきます。
  4. コームで仕上げる全身にコームを通し、引っかかる所がないか確かめます。
  5. ほめて終わるできたらおやつやほめ言葉で終えます。次も楽しくできます。

1回の時間は5〜10分ほどが目安です。長毛の子で毛玉が多いときは、1回で全部ほどこうとせず、何日かに分けましょう。大きく固まった毛玉は無理にほどかず、トリミングサロンに相談すると安心です。

シャンプーの前にもブラッシングをしておくと、毛がからまりにくく、洗いやすくなります。

関連記事犬のシャンプーの頻度と洗い方!自宅で嫌がらせずに洗う手順とコツ

換毛期は回数を増やす

柴犬やコーギーなどダブルコートの犬は、春と秋の換毛期に下毛がたくさん抜けます。この時期は毎日のブラッシングにしましょう(短毛の犬は週に3〜4回〜毎日)。抜け毛が多い日は、1回5〜10分を朝と夜に分けると犬の負担も少なくすみます。

抜けた下毛をそのままにすると、蒸れて皮膚炎やにおいが出やすくなります。アンダーコート用のブラシは下毛を取りすぎることがあるので、1か所に何度もかけず、換毛期だけ短時間で使います。部屋の抜け毛も減るので、飼い主さんの掃除も楽になります。

関連記事犬の換毛期はいつ?時期と期間、抜け毛を減らすブラッシングのコツ

子犬はいつから?シニア犬はどうする?

子犬は家に慣れたら少しずつ

子犬は、家に来て環境に慣れたら始めてかまいません。最初はブラシを見せてにおいをかがせ、背中を数回なでるだけで十分です。1回1〜2分から始めて、嫌がる前に終えるのがコツです。

子犬のうちに慣れておくと、大人になってからのお手入れがずっと楽になります。

シニア犬は短く、やさしく

シニア犬は皮膚が薄く、関節が痛む子もいます。やわらかめのブラシで、立たせたままにせず、伏せや横になった姿勢でとかしてあげましょう。

ブラッシングを嫌がるときの慣らし方

ブラッシングを嫌がる子は、ブラシが痛かった、毛玉を引っぱられた、などの経験があることが多いです。叱ったり押さえつけたりすると、ますます苦手になります。

2〜3週間続けても怖がって噛もうとする、体のある場所だけ強く嫌がる、というときは、痛みが隠れていることもあります。動物病院やトリミングサロンに相談してみましょう。

ブラッシングで見つけたい体の変化

ブラッシングは、愛犬の体をすみずみまでさわれる時間です。とかしながら、次のような変化がないか見てあげましょう。

急ぎ度はページの上の受診の目安と同じです。強く痛がる、血やうみが出ているときは今すぐ、赤みやかゆみ、急に大きくなったしこりは今日か明日に、小さなしこりや毛が薄い所は数日のうちに動物病院で見てもらいましょう。

関連記事犬の皮膚・目・耳のトラブル一覧!かゆみや赤み、目やにの原因

ブラッシングを続けるコツ

散歩のあと、寝る前など、毎日する時間を決めておくと続けやすくなります。ブラシは犬の寝床の近くに置いておくと、思い立ったときにすぐ手に取れます。全身できない日は、毛玉ができやすい耳のうしろとわきの下だけでもかまいません。

ほかのお手入れや犬との暮らしのことも、イヌスタグラムでまとめています。

関連記事イヌスタグラム

よくある質問

毎日ブラッシングしても大丈夫?

やさしい力で5〜10分ほどなら、毎日しても大丈夫です。とかしたあとに皮膚が少し赤くなるときは、力が強すぎるので弱めましょう。赤みが翌日も残る、はれている、かゆがるときは今日か明日に動物病院へ。

短毛の犬にもブラッシングは必要?

必要です。短毛の犬も毛は抜け替わります。週に2〜3回、ラバーブラシや獣毛ブラシでなでるようにとかしましょう。

ブラッシングで白い粉のようなものが出るのはなぜ?

多くはフケです。乾燥や、ブラシの当てすぎで出ることがあります。急に増えただけなら数日のうちに、かゆがる・赤みがあるときは今日か明日に動物病院で相談しましょう。

ブラッシングは何時ごろがいい?

犬が落ち着いている時間がいちばんです。散歩のあとのひと休みや、寝る前のゆったりした時間がおすすめです。

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