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食事・ドッグフード

犬は雑食?肉食?体のつくりからわかる、犬に合ったごはんの考え方

10月31日更新約4分で読めます

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このテーマのまとめ食事・ドッグフード

「犬の祖先はオオカミだから、お肉だけ食べさせればいい」という話を聞くことがあります。でも、犬は長い間人と暮らすなかで、体のつくりが変わってきました。この記事では、犬が雑食なのか肉食なのか、そこからわかる犬に合ったごはんの考え方をまとめました。

先に結論
  • 犬は肉食寄りの雑食。肉が中心だが、穀物や野菜も消化できる
  • 肉だけのごはんでは、カルシウムやビタミンがかたよる
  • 毎日のごはんは総合栄養食が基本。野菜や肉は少し足す程度に
目次
  1. 犬は雑食?肉食?
  2. オオカミとの違い
  3. 犬に必要な栄養素
  4. 肉だけのごはんがよくない理由
  5. 野菜や穀物の与え方
  6. 雑食だから拾い食いする?
  7. 毎日のごはんの基本

犬は雑食?肉食?

犬は、肉を中心に、植物も消化できる「肉食寄りの雑食」と考えられています。猫が肉を食べないと生きていけない完全な肉食なのに対し、犬はもう少し幅広く食べられます。

犬猫人
分類肉食寄りの雑食肉食雑食
たんぱく質の必要量多いとても多いふつう
でんぷんの消化できるあまり得意でない得意

オオカミとの違い

オオカミも、獲物の肉だけでなく、内臓や胃の中の植物、木の実なども食べています。野生の肉食は、肉だけを食べているわけではありません。

犬は人と暮らすなかで、人の食べ残しの穀物なども食べてきました。その結果、でんぷんを分解する力がオオカミより強くなったと考えられています。

一方で、歯は肉を切りさく形をしていて、腸も草食動物よりずっと短いです。体のつくりは肉食に近く、植物も食べられるように変わってきた、というのが今の犬の姿です。

犬に必要な栄養素

栄養素主な働き多い食べもの
たんぱく質筋肉、皮膚、被毛をつくる肉、魚、卵
脂質エネルギー、皮膚と被毛の健康肉や魚の脂、植物油
炭水化物エネルギー、腸内環境を整える食物繊維米、いも、野菜
ビタミン体の調子を整えるレバー、野菜
ミネラル骨や歯をつくる、体の働きを保つ骨、海藻、肉
水体温の調節、消化、老廃物を出す水、ウェットフード

水は体重1kgあたり1日50〜60mlほどが目安です。急にたくさん飲むようになった、まったく飲まないなどの変化は、体調のサインのこともあります。

肉だけのごはんがよくない理由

肉だけにすると起こりやすいこと
  • 肉にはカルシウムが少なく、リンが多い。骨が弱くなることがある
  • ビタミンや食物繊維が足りなくなる
  • 脂の多い肉は、太る原因や膵臓の負担になる
  • 生肉は食中毒の菌や寄生虫のリスクがある

手作りで肉中心のごはんにしたいときは、動物病院や栄養にくわしい専門家に相談しながら、栄養のバランスを整えましょう。

野菜や穀物の与え方

穀物を使わないグレインフリーのフードもありますが、穀物アレルギーでなければ、穀物入りがよくないということはありません。皮膚やお腹の不調が続くときは、自己判断せずに動物病院で相談しましょう。

関連記事犬のごはんの基本!ドッグフードの選び方と量、食べてはいけないもの

雑食だから拾い食いする?

散歩中の拾い食いや、人の食べものをほしがるのは、においの強いものに興味を持つ犬の本能です。雑食だから何を食べても大丈夫、というわけではありません。

落ちているものには、中毒を起こす食べものや、薬、たばこ、とがった骨などがまじっていることもあります。「ちょうだい」や「まて」を教えておくと安心です。

関連記事犬のしつけの基本!教える順番と、叱らずに覚えてもらうためのコツ関連記事犬に骨をあげてもいい?危ない骨と安全な与え方、食べたときの対処

毎日のごはんの基本

すぐ動物病院に行きたいサイン
  • 食べたあとに何度も吐く、下痢が続く
  • 危ない食べものや異物を食べてしまった
  • 急に食べなくなり、元気もない

よくある質問

犬にベジタリアンのごはんは大丈夫?

栄養が不足しやすいので、家庭で肉なしにするのはおすすめしません。考えるときは必ず動物病院に相談しましょう。

犬に果物をあげてもいい?

りんごやバナナなどは少しならかまいません。ぶどうやレーズンは危険なのでやめましょう。

生肉をあげてもいい?

食中毒の菌や寄生虫のリスクがあります。あげるなら加熱するのが安心です。

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