犬にささみをあげても大丈夫?1日の量の目安とゆで方、毎日あげるときの注意
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このテーマのまとめ食事・ドッグフードささみをゆでていると、愛犬が台所までついてきませんか。「うちの子にあげて平気?」「毎日だと多すぎる?」と気になりますよね。この記事では、犬にささみをあげるときの量の目安とゆで方、気をつけたいことをまとめました。

ぐったりする・何度も吐く・顔がはれるときは、今すぐ動物病院へ。生のささみを食べてしまったときは、元気でも1日は様子を見て、吐く・下痢があればその日のうちに受診しましょう。くわしくは「こんなときは動物病院に相談」の節にまとめました。
目次
犬にささみをあげても大丈夫?
犬にささみは、しっかり加熱して、味をつけずにあげれば大丈夫です。鶏のささみは脂肪が少なく、犬の体を作るたんぱく質を多く含む食材です。
ドッグフードのトッピングや、しつけのごほうび、食欲が落ちたときのひと工夫として使う飼い主さんがたくさんいます。
ただし、ささみだけで犬に必要な栄養はとれません。主食は総合栄養食のドッグフードにして、ささみは「足すもの」と考えましょう。
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| ささみの特徴 | 犬にとって |
|---|---|
| たんぱく質が多い | 筋肉や皮膚、毛を作るもとになる |
| 脂肪が少ない | 同じ量の豚肉や牛肉よりカロリーが低い |
| においが強く、やわらかい | 食いつきがよく、食べにくい子にも使いやすい |
| ゆで汁にうまみが出る | 水を飲む量が少ない子の水分補給に使える |
一方で、ささみにはリンも多く含まれます。腎臓の病気でリンを減らすように言われている犬は、あげる前に獣医師に聞きましょう。
1日にあげていい量の目安
ささみはおやつと同じ扱いで、1日に必要なカロリーの1割までが目安です。ゆでたささみは100gで約120kcalとして計算しました。
| 成犬の体重 | 1日のカロリーの目安 | ささみの量(1割) | ささみ1本(約40g)で言うと |
|---|---|---|---|
| 2kg | 約190kcal | 約15g | 1本の3分の1ほど |
| 5kg | 約380kcal | 約30g | 1本の4分の3ほど |
| 8kg | 約530kcal | 約45g | 1本とひとかけら |
| 10kg | 約630kcal | 約50g | 1本と少し |
| 20kg | 約1,060kcal | 約90g | 2本ほど |
ささみ1本はすじを取ってゆでたあとで約40gとしています。間の体重の子は近い2行の間で考えます(柴犬に多い9kgなら約45g)。愛犬の1日のカロリーは、フードの袋に書かれた1日の量のカロリーを見るとわかります。計算は「1日のカロリー×0.1÷1.2」で、5gきざみにまとめました。避妊・去勢をした子や運動の少ない子は、表より1〜2割少なめに。あくまで一般的な目安なので、フードの袋の表示と獣医師の話も合わせて決めてください。
- ほかのおやつをあげた日は、そのぶんささみを減らす
- トッピングで毎日足すときは、ドッグフードを同じカロリーぶん減らす
- 子犬はフードの量が体の割に多いので、ささみはさらに控えめに
ささみのゆで方と下ごしらえ
- すじを取るささみの真ん中にある白いすじは、かたくてのどにつかえることがあります。すじの端を指で押さえ、フォークや包丁の背で身をしごくように取りましょう。
- 水からゆでる鍋に水とささみを入れて火にかけ、沸いたら弱火で5〜6分ゆでます。塩や調味料は入れません。
- 中まで火が通ったか確かめるいちばん厚いところを切って、中がピンクでなく白くなっていれば大丈夫です。
- 冷ましてさく人肌まで冷ましてから、小型犬なら1cmより小さく、細かくさいてあげます。
電子レンジで作るとき
耐熱皿にささみを置き、水を少しかけてラップをふんわりかけます。600Wで1本あたり1分半ほど温め、裏返してもう1分ほどが目安です。大きさで変わるので、時間より中の色で確かめます。レンジは加熱むらが出やすいので、最後に必ず中の色を確かめましょう。
ゆで汁もあげていい?
味をつけずにゆでた汁なら、冷ましてドライフードにかけたり、水にまぜたりしてあげられます。浮いた脂とあくはすくい取りましょう。
保存の目安
ゆでたささみは冷蔵で2日ほど、1回分ずつ小分けして冷凍すれば2〜3週間ほどが目安です。においや色がおかしいものはあげないでください。
子犬・シニア犬にあげるとき
子犬
ドッグフードを食べなれて、お腹の調子が落ち着いてからにしましょう。生後3〜4か月ごろの子でも、細かくほぐしてごく少量なら試せます。初めての日は小指の先ほどのひとかけら(1g前後)にして、うんちの様子を見ます。慣れても、2kgほどの子犬なら1日5gくらいまでにしておくと安心です。
シニア犬
かむ力や飲みこむ力が落ちてきた子は、ゆでたささみをすりつぶしてペーストにし、ゆで汁でのばすと食べやすくなります。食欲が落ちたときのきっかけにもなります。
ただ、シニア犬は腎臓や心臓の病気で食事を決められていることも多い時期です。療法食を食べている子は、ささみを足す前に獣医師に確かめましょう。
毎日あげてもいい?トッピングの注意
量を守れば、毎日あげてもかまいません。気をつけたいのは、ささみばかり好きになって、ドッグフードを食べなくなることです。
- フードにまぜこむ 上にのせるだけだと、ささみだけ選んで食べる子がいる。細かくしてフード全体にまぜる
- 毎回は足さない 「ささみがないと食べない」くせがつかないよう、ない日も作る
- 体重を月に1回はかる 増えてきたら、ささみかフードを減らす
食べむらが続くときは、ささみで釣るより、ごはんの時間や運動量を見直すほうが近道になることがあります。
関連記事犬がドッグフードを食べないのはなぜ?おやつは食べる理由と見直す順番ささみをあげる前に知っておきたいこと
- 生や半生であげる(食中毒の菌がついていることがある)
- 塩・しょうゆ・こしょうなどで味をつける
- 人用のサラダチキンや焼き鳥など味のついたものをあげる
- 熱いまま、大きなかたまりのままあげる
市販の犬用ささみジャーキーやチップスは便利ですが、かたい物や大きな物は丸のみしやすいので、愛犬の大きさに合ったものを選びましょう。袋に書かれた1日の量も確かめてください。
鶏肉のアレルギーに気をつける
鶏肉が体に合わない犬もいます。初めての日は少しだけあげ、かゆがる、目や口のまわりが赤い、うんちがゆるいといった変化がないか、1〜2日見ておきましょう。
持病がある子
腎臓の病気、膵炎(すい臓の炎症)、尿路結石(おしっこの通り道の石)などで食事に決まりがある子は、少量でも獣医師に聞いてからにしましょう。
こんなときは動物病院に相談
動物病院に行く目安
- ぐったりして元気がない、何度も吐く
- 顔や口のまわりがはれる、息が苦しそう
- 大きなかたまりやすじがのどにつかえて、えずき続ける
- 生や半生のささみを食べたあと、下痢や嘔吐がある
- 子犬・シニア犬・持病のある子が生のささみを食べた(症状がなくても電話で相談)
- 子犬やシニア犬が、下痢や嘔吐のあと半日水も飲まない
- ささみをあげたあと体をかく、目のまわりが赤い
- ささみを足しているのに体重が減ってきた
夜間や休日は、かかりつけか夜間救急の動物病院に電話して指示を聞きましょう。
電話では、何を・いつ・どれくらい食べたかと、愛犬の体重を伝えるとスムーズです。
関連記事犬の下痢・嘔吐・便秘のときの見方と、すぐ動物病院に行く目安ささみを足すときの3つの約束
- 中までゆでて、味はつけない
- 量は1日のカロリーの1割まで。足した日はフードを減らす
- 初めての日はひとかけらにして、うんちと皮膚を見る
この3つを守れば、ささみはごほうびにも、食欲が落ちた日の助けにも使えます。ほかの食べものや暮らしの悩みは、トップページから探せます。
関連記事イヌスタグラムよくある質問
犬にささみを毎日あげてもいい?
1日のカロリーの1割までなら毎日でもかまいません。トッピングで足すときは、そのぶんドッグフードを減らしましょう。
ささみのすじは取ったほうがいい?
取りましょう。すじはかたく、細かくしにくいので、のどにつかえる原因になります。
犬に生のささみをあげてもいい?
あげないでください。食中毒の菌がついていることがあるので、中までしっかり加熱しましょう。
ささみのゆで汁は犬に飲ませていい?
味をつけていなければ、冷まして脂をすくってからあげられます。
ささみだけでごはんにしてもいい?
ささみだけでは栄養がかたよります。主食は総合栄養食のドッグフードにしましょう。
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