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犬の避妊手術はいつ受ける?メリット・デメリットと費用、術後のケア

10月31日更新約4分で読めます

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このテーマのまとめ健康管理・予防・保険

メスの犬を迎えると、避妊手術を受けるかどうかで迷う飼い主は多いものです。健康な体にメスを入れることに抵抗を感じるのは自然なことです。この記事では、犬の避妊手術のメリットとデメリット、受ける時期、費用、手術の前後に家でできることをまとめました。

先に結論
  • 避妊手術は、乳腺腫瘍や子宮蓄膿症などの病気を防ぐ効果が大きい
  • 麻酔のリスクと、太りやすくなる変化は知っておく
  • 時期は、犬の大きさや体の成長を見て動物病院と決める
目次
  1. 犬の避妊手術とは
  2. 避妊手術のメリット
  3. 避妊手術のデメリットとリスク
  4. 避妊手術を受ける時期
  5. 避妊手術の費用の目安
  6. 手術の流れと術後のケア

犬の避妊手術とは

避妊手術は、全身麻酔をかけて卵巣、または卵巣と子宮を取り出す手術です。子犬を産めなくなるほか、ヒート(発情による出血)もなくなります。

オスの去勢手術にくらべてお腹を開く手術になるため、日帰りか1泊の入院が多く、費用も高めです。最近は、傷の小さい腹腔鏡の手術を選べる病院もあります。

避妊手術のメリット

メリット内容
乳腺腫瘍を防ぐ初めてのヒートの前に手術すると、発生をとても低くおさえられる。ヒートを重ねるごとに予防の効果は下がる
子宮や卵巣の病気を防ぐ子宮に膿がたまる子宮蓄膿症や、卵巣の腫瘍にならなくなる
ヒートの負担がなくなる出血の世話、落ち着かない様子、食欲の変化がなくなる
偽妊娠がなくなる妊娠していないのに乳が張る、巣作りをするなどの変化が起きない
望まない妊娠を防ぐ散歩やドッグランでの思わぬ交配を防げる

子宮蓄膿症は、中高齢のメス犬に多く、急に悪くなると命に関わる病気です。高齢になってから緊急手術をすると、体への負担も費用も大きくなります。

避妊手術のデメリットとリスク

大型犬では、体が成長しきる前に手術すると、関節の病気などが増えるという考え方もあります。犬種や体の大きさで最適な時期は変わります。

太らないために
  • 手術後はフードを避妊・去勢後用に切りかえるか、量を1〜2割ほど減らす
  • 月に1回体重を測る
関連記事犬のごはんの基本!ドッグフードの選び方と量、食べてはいけないもの

避妊手術を受ける時期

犬の大きさ時期の目安
小型犬生後6か月前後、初めてのヒートの前
中型犬生後6〜12か月ごろ
大型犬体の成長を見て、1歳前後〜それ以降と相談

ヒートの最中やその直後の2〜3か月は、子宮や乳腺が充血していて出血しやすいため、時期をずらすのが一般的です。成犬やシニアになってからでも手術はできますが、事前の検査をしっかり受けましょう。

関連記事犬のヒート(生理)はいつから?期間と症状、ヒート中の過ごし方関連記事犬の健康管理の基本!予防接種・健康診断・ペット保険の考え方

避妊手術の費用の目安

内容費用の目安
手術前の血液検査など5,000〜15,000円
避妊手術(小型犬)30,000〜60,000円
避妊手術(大型犬)50,000〜100,000円
入院、エリザベスカラー・術後服など数千〜1万円ほど

病気の治療ではないため、ペット保険では補償の対象外になることがほとんどです。自治体によっては避妊・去勢手術に助成金を出しているので、住んでいる市区町村で確かめてみましょう。

手術の流れと術後のケア

  1. 事前の診察と検査血液検査などで麻酔をかけられる体かを調べる
  2. 前日の夜から絶食麻酔中に吐かないよう、指示された時間から食事と水を控える
  3. 手術当日朝に預け、夕方か翌日に退院することが多い
  4. 家で安静に傷をなめないよう、エリザベスカラーか術後服をつける
  5. 抜糸10日〜2週間後。溶ける糸で抜糸のいらない病院もある
すぐ動物病院に行きたいサイン
  • 傷口が開いた、出血が止まらない
  • 2日以上ごはんを食べない、何度も吐く
  • ぐったりして動かない、お腹が腫れている

よくある質問

避妊手術をすると性格が変わる?

大きく変わることは少ないです。ヒートのときのイライラや落ち着かなさがなくなり、穏やかに見えることはあります。

シニア犬でも避妊手術はできる?

できます。ただし麻酔の負担が大きくなるので、検査の結果を見て動物病院と相談しましょう。

一度は子犬を産ませたほうがいい?

産ませたほうが健康によいということはありません。繁殖の予定がないなら、出産のために手術を遅らせる必要はありません。

オスの去勢手術も必要?

精巣や前立腺の病気、マーキングを減らす効果があります。メリットとデメリットを動物病院で相談して決めましょう。

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