地震のとき犬はどうする?揺れた直後の行動と同行避難の準備
このページには広告(PR)を含みます
このテーマのまとめ暮らし・季節・お出かけ地震の揺れや緊急地震速報の音に驚いて、吠える、震える、隠れる犬はたくさんいます。飼い主があわてると、犬の不安はさらに強くなります。この記事では、地震が起きたときの犬の守り方と、ペットと一緒に避難する「同行避難」の準備をまとめました。
- 揺れている間は、まず飼い主自身の身を守る。犬は揺れがおさまってから呼び寄せる
- 避難は犬と一緒が基本。ペットを受け入れる避難所は前もって調べておく
- フード・水・薬は5日分以上。クレートに入る練習がいちばんの備えになる
地震のとき犬はどんな反応をする?
地震や速報のアラームにおびえた犬は、ふだんと違う行動をとります。
- いつもより大きな声で吠える、遠吠えをする
- 体を震わせる、よだれが増える、息が荒くなる
- うろうろと歩き回る、家具のすき間に隠れる
- 飼い主にぴったりくっついて離れない
- 開いたドアから外へ飛び出す
いちばん怖いのはパニックになって外へ逃げ出し、迷子になることです。大きな地震のあとは、はぐれた犬が多く保護されます。
揺れた直後に飼い主がすること
- 自分の身を守る揺れている間は机の下などで頭を守る。犬を追いかけて動き回るとけがをする
- 落ち着いた声で呼ぶ揺れがおさまったら、ふだんどおりの声で名前を呼んで近くに来てもらう
- リードをつけるドアや窓が開いて逃げ出さないように、家の中でもリードか首輪をつける
- けががないか見る割れたガラスや食器で足を切っていないか、肉球と体を確かめる
- 情報を集める自治体の避難情報を確かめ、避難するかどうかを決める
ソワソワが止まらないときは、ふだん使っているクレートやハウスに入れると落ち着くことがあります。体をゆっくりなでて、いつもどおりに接しましょう。
同行避難の手順
環境省は、災害のときにペットと一緒に避難所まで移動する「同行避難」をすすめています。ただし、避難所の中で犬と同じ部屋で過ごせるとは限りません。屋外やペット専用のスペースに分かれることも多いです。
- 住んでいる地域のペットを受け入れる避難所を調べた
- 避難所までの道を、犬と一緒に歩いて確かめた
- 小型犬はキャリーやリュック、大型犬は歩けるように準備した
- 割れたガラスに備えて、犬用の靴や足を守るものを用意した
家が無事なら、避難所に行かずに自宅で過ごす「在宅避難」も選べます。犬にとってはなじんだ家のほうが負担は少ないので、家具の固定など家の安全も見直しておきましょう。
避難所で気をつけること
避難所はいつもと違う音とにおい、人に囲まれた場所です。犬も強いストレスを受け、ごはんを食べない、お腹をこわすといった体調の変化が出やすくなります。
- 食べた量、うんちとおしっこの回数をメモしておく
- 食べないときは、ふやかす、好きなおやつを混ぜるなど工夫する
- 暑い時期は熱中症に注意し、水をこまめに飲ませる
- ほかの避難者に配慮して、吠える犬はクレートに布をかけて落ち着かせる
- 抜け毛やうんちの後始末をきちんとする
- ぐったりして水も飲まない
- 嘔吐や下痢が何度も続く
- けがから血が止まらない、足をつかない
今日からできる防災グッズの準備
| 優先度 | 持ち出すもの |
|---|---|
| いちばん大事 | フードと水(5日分以上)、ふだん飲んでいる薬、リードと首輪 |
| できるだけ | ペットシーツ、うんち袋、食器、クレートやキャリー、タオル |
| あると安心 | 犬の写真、ワクチンの記録、かかりつけ病院の連絡先、好きなおもちゃ |
フードは、ふだん食べているものを少し多めに買っておき、古いものから使う「ローリングストック」にすると無駄になりません。冷蔵庫が使えないときは、1回で食べきれる量のパウチも便利です。薬を飲んでいる犬は、薬の名前と量、持病をメモした健康手帳を用意しておくと、かかりつけ以外の病院でもすぐに伝えられます。
- 迷子札に飼い主の電話番号を書く
- マイクロチップの登録情報が今の住所と電話番号になっているか確かめる
ふだんのトレーニングが命を守る
災害のときに役立つのは、特別なことではなく毎日のしつけです。
- 名前を呼んだら戻ってくる
- クレートやキャリーに自分から入り、中で落ち着いていられる
- 知らない人や犬がいても、吠えすぎない
- いつものトイレ以外の場所でもおしっこができる
- 靴や服を嫌がらない
クレートに慣れておくと、避難所でも移動中でも犬が安心できる「自分の部屋」になります。
関連記事犬のしつけの基本!教える順番と、叱らずに覚えてもらうためのコツ関連記事犬のハウスは必要?選び方・置き場所と入ってくれる練習のしかたよくある質問
犬は地震の前に気づくの?
地震の前に落ち着かなくなったという話はありますが、はっきりとはわかっていません。予知を頼りにせず、ふだんの備えをしておきましょう。
避難所に犬を連れて行けないと言われたら?
地域によってルールが違います。前もって自治体に確かめ、親せきや友人の家、ペットホテルなど別のあずけ先も考えておきましょう。
地震のあと、犬が怖がって元気がないときは?
数日はいつもどおりの生活を心がけ、静かに過ごせる場所を用意してあげましょう。食欲が戻らないときは動物病院に相談しましょう。
PR
散歩に使えるグッズ
あわせて読みたい
横にスライドして見る(6本)