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犬に待てを教える方法!解除のよしまでの手順とできないときの直し方

11月3日更新約6分で読めます

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ごはんを置いたとたんに飛びつく、玄関を開けると外へ飛び出しそうになる。そんな愛犬に「待て」を覚えてほしいと思っている飼い主さんは多いですよね。待ては芸ではなく、愛犬の安全を守るためのしつけです。この記事では、おすわりの次に教える待ての手順と、うまくいかないときの直し方をまとめました。

先に結論
  • 待ては、おすわりができてから。最初は1秒待てたらほめる
  • 終わりは飼い主が「よし」で決める。犬が自分で動いたら最初からやり直す
  • 時間、距離、気が散るもの、の順に1つずつ難しくする

練習が進まないときの区切りは、2〜3週間がひとつの目安です。それでも少しも変わらなければ、ドッグトレーナーに相談しましょう。

シニア犬が、ふだんできていた待てを急にできなくなったときは、しつけより先に体調を疑ってください。

すぐ動物病院に行きたいサイン
  • (今すぐ)待ての練習中に急に足を引きずる、キャンと鳴いて体をさわらせない
  • (その日のうちに)おすわりや伏せの姿勢を急に嫌がり、腰や足をかばう様子がある
  • (数日のうちに)シニア犬で、座ってもすぐ崩れる、立ち上がるのに時間がかかる、足が震える日が続く
  • (数日のうちに)できていた待てが急にできない、呼んでも反応が鈍い(耳や頭の働きの変化のこともある)
目次
  1. 犬に待てを教えるのはなぜ?
  2. 待ての練習を始める前に決めること
  3. 犬の待ての教え方
  4. 待てる時間と距離をのばすコツ
  5. 待てができないときの直し方
  6. 暮らしの中で待てを使う場面
  7. 待てのしつけでしてはいけないこと
  8. 待ての練習を毎日続けるコツ

犬に待てを教えるのはなぜ?

犬の待ては、「よし」と言われるまで、その場で動かずにいるためのしつけです。できるようになると、毎日の暮らしで愛犬を危ない目にあわせずにすみます。

待ては、おすわりや伏せのあとに教えることが多いしつけです。子犬は家に来て慣れたころから、短い時間で始められます。

関連記事犬のしつけの基本!教える順番と、叱らずに覚えてもらうためのコツ

待ての練習を始める前に決めること

練習の前に、家族で次の3つをそろえておきましょう。人によって言葉が違うと、犬はどれが同じ意味なのかわからなくなります。

決めること例ポイント
待つ姿勢おすわりか伏せ最初はおすわりが教えやすい。長く待つなら伏せが楽
待ての合図「待て」と手のひらを犬に向ける言葉は1回だけ。何度もくり返さない
解除の言葉「よし」「オッケー」これを言うまでが待て。毎回必ず言う

解除の言葉がないと、犬は自分のタイミングで待てを終わらせてしまいます。「よし」と言ったら動いていい、という区切りを毎回はっきり伝えてあげましょう。

犬の待ての教え方

おすわりがまだの子犬は、先におすわりから始めましょう。今日は1秒待てたらほめる、だけで十分です。

関連記事犬におすわりを教える方法!できない原因と子犬にも伝わる上手な教え方

おやつは小さく切り、静かな部屋で、1回5分ほど練習します。

  1. おすわりさせる犬の正面に立ち、おすわりをさせます。
  2. 合図を出す「待て」と1回だけ言い、手のひらを犬の顔に向けます。
  3. 1秒待ってほめる動かずにいられたら、その姿勢のままおやつをあげて「いいこ」とほめます。
  4. よしで解除する「よし」と言って動いてよい合図を出します。
  5. 少しずつのばす1秒、3秒、5秒と、できたら少しだけ長くします。
ポイント
  • おやつは待っている最中にあげる(「よし」のあとにあげると、動くことをほめてしまう)
  • 犬が先に動いたら、叱らずに静かにおすわりからやり直す
  • できた回で終わり、楽しい気分のまま切り上げる

待てる時間と距離をのばすコツ

待ては、時間、距離、気が散るもの、の3つを同時に難しくしないのがコツです。時間をのばしている間は飼い主は動かず、距離をのばすときは時間を短く戻します。

段階できたら次へ(成犬)子犬の目安
時間正面で10秒待てる生後3〜4か月は3〜5秒できたら次へ
距離1歩下がって戻っても待てる半歩から始める
見えない所ドアの陰に数秒隠れても待てる慣れてから
気が散るものおもちゃや物音があっても待てる家の中の静かな場面から
外散歩中の公園でも待てる人や犬の少ない時間に

離れたあとは、必ず犬のところへ戻ってから「よし」と言いましょう。離れた場所から呼ぶと、待ての途中で飼い主へ走ってくるくせがつくことがあります。

シニア犬や足腰が弱い犬は、長く待つときは楽な姿勢でかまいません。立ったままの待てでも十分役に立ちます。成犬で「よし」の前に動くくせがついているときは、距離と時間を一度短く戻してやり直しましょう。

日々の暮らしで役立つ待ては、数秒から30秒ほどが目安です。何分も待たせる必要はありません。

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待てができないときの直し方

待てができないのは、愛犬の性格が悪いからではありません。多くの場合、今の段階が少し難しすぎるだけです。よくある場面ごとの直し方です。

よくあること直し方
おやつを見るとすぐ動くおやつは手の中に隠し、ポケットから出すようにする
飼い主が離れるとついてくる距離を半歩に戻し、時間も短くする
待ての途中で吠える吠える前の短い時間でほめて終わる
ほめた声で立ち上がる声を小さく落ち着いた調子にする
家ではできるのに外ではできない家の中の別の部屋、庭、静かな道、と場所を少しずつ変える
家族の一人の言うことだけ聞く合図と解除の言葉を家族でそろえ、全員で練習する

うまくいかない日が続いたら、1つ前の段階に戻れば大丈夫です。散歩や遊びのあと、少し落ち着いたころのほうが集中しやすい犬もいます。

暮らしの中で待てを使う場面

ごはんの前の待て

器を床に置き、数秒待てたら「よし」で食べさせます。長く待たせると、早食いや器を守ろうとするくせにつながることもあるので、数秒で十分です。

玄関やドアの待て

ドアを少しだけ開け、待てたらすぐ閉めてほめます。開ける幅を少しずつ広げましょう。練習中はリードをつけておくと、飛び出しても安心です。

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散歩中の待て

信号待ちや道路を渡る前に、おすわりと待てをさせます。拾い食いしそうな物を見つけたときにも役立ちます。外では必ずリードをつけたまま練習しましょう。

待てのしつけでしてはいけないこと

やってはいけないこと
  • 動いたときに叩く、大声で叱る(待てそのものが嫌いになる)
  • 「待て待て待て」と何度もくり返す
  • 長い時間待たせて、犬が失敗するまで続ける
  • 体を押さえつけて動けなくする

待てたらいいことがある、と覚えてもらうのが基本です。できたことをたくさんほめてあげましょう。

待ての練習を毎日続けるコツ

待てができるようになると、玄関でも道路でも、飼い主さんの声で愛犬を守れるようになります。1秒からで大丈夫です。短い練習を毎日の楽しい時間にしてみましょう。

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よくある質問

待ては何歳から教えられる?

おすわりができるようになれば、子犬でも始められます。子犬は集中が続かないので、数秒の練習を1日に数回に分けましょう。

待ては何秒できれば十分?

暮らしで使うなら数秒から30秒ほどが目安です。ごはんの前は数秒で十分です。

解除の言葉は「よし」でいい?

ふだんの会話であまり使わない言葉なら、何でもかまいません。家族で1つに決めておきましょう。

成犬からでも待てを覚えられる?

覚えられます。子犬より時間がかかることはありますが、1秒から始めて少しずつのばせば大丈夫です。

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