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犬の飛びつきをやめさせるしつけ!飛びつく理由と場面別の直し方

11月5日更新約7分で読めます

このテーマのまとめ犬のしつけ

帰ってきた瞬間に、愛犬がぴょんぴょん飛びついてくる。かわいい反面、服が汚れたり、来客や子どもを倒しそうになったりして困っていませんか。飛びつきは、反応のしかたを家族でそろえると多くの場合おさまっていきます。理由と場面ごとの直し方を順に見ていきましょう。

先に結論
  • 飛びつくのはうれしさと「飛びつくと相手をしてもらえた」経験から。上下関係のせいではない
  • 飛びついたら声も手も出さずに背を向け、4本足が床についたらすぐほめる
  • 子犬は抱っこを4本足になってからに。座っているときだけなでる

直るまでは犬によって数週間〜数か月。家族で同じ対応を2〜3週間続けても回数も勢いも変わらなければ相談、減り始めていればそのまま続けます。

しつけの話ですが、飛びつきのあとのけがや、痛みで飛びつかなくなる変化もあります。次のようすは先に確かめてください。

すぐ動物病院に行きたいサイン
  • (今すぐ)飛びついたあとに足を上げたまま着かない、キャンと鳴いて歩き方がおかしい
  • (今すぐ)興奮したあとにぐったりする、息が苦しそう、舌の色が紫っぽい
  • (今日か明日に)前は飛びついていたシニア犬が急に飛びつかなくなり、段差や散歩も嫌がる
  • (数日のうちに)飛びついたあとに腰や後ろ足をかばう様子が続く
目次
  1. 犬が飛びつくのはなぜ?飛びつきのしつけの前に知りたい理由
  2. 飛びつきはやめさせた方がいい?
  3. 飛びつく犬のしつけ方の手順
  4. 場面別の飛びつきの直し方
  5. 子犬の飛びつきのしつけはいつから?
  6. 飛びつきのしつけでやってはいけないこと
  7. 飛びつきが直らないとき
  8. 今日の帰宅から始める、4本足のあいさつ

犬が飛びつくのはなぜ?飛びつきのしつけの前に知りたい理由

犬の飛びつきのしつけを始める前に、理由を知っておきましょう。いちばん多いのは、うれしい気持ちと「飛びつけばかまってもらえる」と覚えたことです。

昔は「自分が上だと思っているから」と言われました。今は、覚えたことと興奮で説明するのが一般的です。だから反応のしかたを変えると、飛びつく理由そのものが減っていきます。

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飛びつきはやめさせた方がいい?

家族が気にしなくても、飛びつきは犬と相手の両方のけがにつながるので、直しておくと安心です。

家族でそろえたいこと
  • 家族の前では飛びついてよくて、お客さんにはだめ、という使い分けは犬にはわかりにくい
  • まずは「人には4本足のままあいさつする」を全員の決まりにする

飛びつく犬のしつけ方の手順

基本は「飛びついても何も起きない」「4本足だといいことがある」を何度も経験してもらうことです。対応の一例として、次の順で進めてみましょう。

  1. 飛びついたら反応しない声をかけず、目を合わせず、手も出さない。腕を組んでくるりと背を向ける。「だめ」も犬にはかまってもらえた合図になりやすい
  2. 4本足が床についたらすぐほめる前足が下りた瞬間に、落ち着いた声でほめておやつを1粒。高い声で大げさにほめると、また跳ねてしまう
  3. おすわりを代わりの行動にする近づいてきたら飛びつく前に「おすわり」。座れたらなでる。おすわりがまだなら、床におやつを置いて4本足のままでいられたらOK
  4. ほめる手は低い位置でおやつは犬の鼻より低い所から出す。手を上に持ち上げると、届こうとして跳ぶ
  5. 短く何度もくり返す1回は数分で十分。帰宅のたびに同じ対応を続けると、多くの場合少しずつ跳ぶ回数が減る

練習中のおやつは、1日のごはんの量から少し減らして調整しましょう。

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場面別の飛びつきの直し方

帰宅したとき

玄関を開けてすぐは、犬の気持ちがいちばん高ぶる時間です。帰ってから1〜2分は静かに荷物を置き、犬が落ち着いて4本足でいられたときに、しゃがんでゆっくりあいさつしましょう。

来客のとき

お客さんが来る前に、リードをつけるかサークルに入ってもらいます。体の大きい犬は、慣れるまで必ずどちらかにします。お客さんにも「飛びついたら背を向けて、座ったらなでてください」と一言お願いしておくと、対応がそろいます。

散歩中に人や犬に会ったとき

相手が近づく前にリードを短めに持ち、犬が落ち着いて座れる距離(多くは数メートル手前)で「おすわり」をして待ちます。リードをぐいっと引いて止めるより、先に座れる距離をとる方がうまくいきやすいです。

子どもに飛びつくとき

子どもは走ったり高い声を出したりするので、犬が遊びに誘われたと感じやすいです。子どもには「木のように止まって腕を組む」を教え、犬と子どもだけで遊ばせないようにしましょう。

子犬の飛びつきのしつけはいつから?

子犬は、迎えたその日から「4本足のときにかまう」を始められます。小さいうちはかわいくて抱き上げがちですが、飛びついたときに抱っこすると、それが合図になってしまいます。

生後3〜6か月ごろは、甘噛みと一緒に飛びつきが増える子が多い時期です。叱らずに同じ対応を続けましょう。

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飛びつきのしつけでやってはいけないこと

やってはいけないこと
  • 叩く、ひざで胸を押し返す、足を踏む
  • 大きな声で叱る、名前を呼んで止める
  • 飛びついたときだけおやつや抱っこをあげる
  • 家族の中で、飛びつきを許す人と許さない人がいる

痛い方法は、人の手や足をこわがるきっかけになります。止めたいときは背を向けて相手をやめ、座れたらほめる、をくり返しましょう。

飛びつきが直らないとき

犬によって数週間〜数か月かかります。2〜3週間同じ対応を続けても変化がなければ、ドッグトレーナーや動物病院に相談しましょう。

うなる・かむが一緒に出るときは、うれしさではなく不安や警戒のこともあります。早めにプロに見てもらうと、愛犬に合ったやり方がわかります。

シニア犬で急に飛びつかなくなったときは、しつけの成果ではなく関節や腰の痛みのこともあります。冒頭の受診の目安を見てください。

関連記事犬のしつけの基本!教える順番と、叱らずに覚えてもらうためのコツ

今日の帰宅から始める、4本足のあいさつ

まずは今日、帰ってから1〜2分だけ反応せずに待ってみてください。前足が下りたら、しゃがんで静かになでます。うれしい気持ちはそのままで、伝え方が「座ってあいさつ」に変わっていきます。

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よくある質問

飼い主にだけ飛びつくのはなぜ?

いちばん会いたい相手だからです。帰宅のときなど、気持ちが高ぶる場面で出やすくなります。

子犬の飛びつきは放っておけば直る?

成長して落ち着く子もいますが、飛びつくとかまってもらえると覚えると続きやすいです。小さいうちから4本足のときにかまう習慣をつけましょう。

飛びつきのしつけにどれくらいかかる?

犬によって数週間〜数か月です。2〜3週間たっても回数も勢いも変わらないときは、ドッグトレーナーに相談しましょう。

小型犬でも直した方がいい?

小型犬は後ろ足や腰に負担がかかりやすく、抱っこの途中で落ちる事故もあります。体を守るためにも直しておくと安心です。

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