体調の異変(呼吸・熱・痛み)
犬が寝てるときに痙攣するのはなぜ?夢との見分け方と危ない発作
寝ている愛犬が、足を走るように動かしたり、ぴくぴく体を震わせたりする。かわいい反面、病気ではないかと心配になります。この記事では、寝ているときの痙攣が夢なのか発作なのか、見分け方をまとめました。
- 寝ているときのぴくつきの多くは、夢を見ているだけ
- 名前を呼ぶとすぐ起きて、ふつうに動けるなら心配いらないことが多い
- 呼んでも起きない、体がつっぱる、おもらしをするなら発作を疑う
犬が寝てるときに痙攣するのはなぜ?
犬も人と同じように、浅い眠り(レム睡眠)のときに夢を見ていると考えられています。夢の中で走ったり遊んだりしているのに合わせて、足や口元、まぶたが動くのです。
子犬やシニア犬は、浅い眠りの時間が長いため、寝ながら動くことが多くなります。
夢と発作の見分け方
| 夢を見ている | 発作の可能性 | |
|---|---|---|
| 動き | 足や口元が小さくぴくぴく | 全身がつっぱる、激しくばたつく |
| 呼んだとき | すぐ起きて、きょとんとする | 反応しない、起きない |
| 長さ | 数秒から数十秒 | 1分以上続くことも |
| ほかの様子 | 寝言、しっぽを振る | よだれ、おもらし、白目をむく |
| 終わったあと | ふつうに動ける | ふらつく、ぼんやりする |
見分けにくいときは、名前をやさしく呼んでみましょう。ただし体を強くゆさぶったり、顔の近くに手を出したりするのはやめましょう。寝ぼけてかむことがあります。
寝ているときに起こる病気の痙攣
- てんかん 寝ているときや起きたばかりのときに発作が出ることも多い
- 低血糖 子犬や小型犬、糖尿病の治療中の犬
- 肝臓や腎臓の病気 体の中の毒素が脳に影響する
- 中毒 チョコレート、キシリトール、殺虫剤など
ほかにも、ジステンパーなどの感染症、水頭症、脳腫瘍などで発作が出ることがあります。てんかんは血のつながった犬に出やすいともいわれるので、親や兄弟に発作がある犬は気にかけておきましょう。
関連記事犬のてんかんとは?発作の症状と起きたときの対処、治療と暮らし方すぐ動物病院に行くサイン
すぐ動物病院に行きたいサイン
- 呼んでも反応せず、痙攣が続いている
- 痙攣が5分以上続く、何度もくり返す
- 痙攣のあと、ふらついたり目が見えにくそうだったりする
- 何か食べてはいけないものを口にした可能性がある
- 子犬が痙攣してぐったりしている
特に急ぎたい群発発作と重積発作
| 発作のタイプ | 様子 | 対応 |
|---|---|---|
| 1回だけで数分でおさまる | そのあと、ふだん通りに食べて動ける | 落ち着いてから受診して相談 |
| 群発発作 | 24時間のうちに何度もくり返す | 早めに受診 |
| 重積発作 | 5分以上止まらない、またはおさまらないうちに次が始まる | すぐ動物病院へ |
発作がおさまったあとも、しばらくそばで見守りましょう。食欲や元気がいつもどおりに戻るかどうかも、受診のときに伝えたい大事な情報です。
痙攣を見たときにすること
- 名前を呼んで反応を見る起きるかどうか、体に触れず声だけで確かめる
- 時間を測り、動画を撮る獣医師に見せると診断の助けになる
- 周りの危ないものをどけるソファの端なら落ちないようにクッションを置く
- おさまったら様子を見るふらつきや意識の状態を確かめ、気になれば受診
やってはいけないこと
- 口の中に手を入れる
- 体を押さえつける
- 大声でゆさぶって起こす
よく眠れる環境づくり
夢を見るのは自然なことで、止める必要はありません。静かで落ち着ける寝床を用意してあげましょう。昼間に適度に運動して、ほどよく疲れていると、ぐっすり眠りやすくなります。
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寝ながら鳴いたり、うなったりするのは?
夢を見ているときによくあります。起きてふつうにしていれば心配いりません。
毎晩ぴくぴくしているけど大丈夫?
呼べばすぐ起きて元気なら、多くは夢です。動きが激しくなった、長くなったときは動画を撮って相談しましょう。
シニア犬で寝ているときの震えが増えたのは?
体温の低下や筋力の衰え、痛みのこともあります。続くときは受診しましょう。
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