犬と暮らす人の情報ノート
体調の異変(呼吸・熱・痛み)

犬の認知症のサインと進み方!夜鳴き・徘徊への対策と介護のコツ

10月31日更新約4分で読めます

このテーマのまとめ体調の異変(呼吸・熱・痛み)

シニアになった愛犬が、夜中に鳴き続ける、同じ場所をぐるぐる回る、名前を呼んでも反応が鈍い。それは認知症のサインかもしれません。この記事では、犬の認知症のサインと、夜鳴きや徘徊への対策、介護のコツをまとめました。

先に結論
  • 犬の認知症は、年をとって脳のはたらきが落ちることで起こる
  • 早めに気づけば、食事や生活の工夫で進み方をゆるやかにできることがある
  • 急な変化はほかの病気のこともあるので、まず動物病院で調べる
目次
  1. 犬の認知症のサイン
  2. 認知症の進み方
  3. 受診したほうがよいとき
  4. 夜鳴きへの対策
  5. 徘徊やぐるぐる回るときの対策
  6. 認知症の進みをゆるやかにするために
  7. 認知症の犬との接し方
  8. 介護する飼い主の負担を減らす

犬の認知症のサイン

犬の認知症は、11歳を過ぎたころから増え始めるといわれます。次のような変化がないか見てみましょう。

体の大きさ変化に気をつけ始めたい年齢
小型犬10歳ごろから
中型犬9歳ごろから
大型犬8歳ごろから

ふつうは1つか2つの変化がゆっくり出てきますが、引っ越しや入院、大きな音などをきっかけに、急に進むことがあります。

認知症の進み方

段階主な様子
初期反応が少し鈍くなる、寝る時間が増える、覚えていたことを忘れる
中期夜鳴き、昼夜逆転、トイレの失敗、うろうろ歩く
後期ぐるぐる回り続ける、狭い所から出られない、飼い主がわからない

進み方は犬によって違います。初期のうちに気づいて生活を整えることが、穏やかに過ごす助けになります。

受診したほうがよいとき

すぐ動物病院に行きたいサイン
  • 急に夜鳴きや歩き回りが始まった
  • ぐるぐる回るのと一緒に、首が傾いている、目が揺れている
  • けいれんがある
  • 食欲が落ちてぐったりしている
  • トイレの失敗と一緒に、水をたくさん飲む

認知症に似た症状は、脳腫瘍、前庭疾患、目や耳の衰え、痛み、ホルモンの病気でも起こります。まず動物病院で、ほかの病気がないか確かめましょう。

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夜鳴きへの対策

夜鳴きがひどくて家族が眠れないときは、睡眠を助ける薬やサプリメントについて獣医師に相談するのもひとつの方法です。

徘徊やぐるぐる回るときの対策

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認知症の進みをゆるやかにするために

散歩のコースを変えて新しいにおいをかがせる、おやつを探す遊び、簡単な指示の練習など、頭を使うことは脳への刺激になります。オメガ3脂肪酸などを含むシニア用の食事やサプリメントが役立つこともあるので、獣医師に相談しましょう。

家でできる頭と体の刺激

  1. おやつ探し紙コップを3つ伏せ、1つにおやつを入れて探してもらう
  2. 短い練習おすわりやまてを1回5分ほど、1日に数回。できたらたくさんほめる
  3. 散歩の変化ときどきコースや時間を変え、新しいにおいや地面の感触を楽しむ
  4. やさしいマッサージ声をかけながら、体や足をなでるようにさする

足腰が弱っても、本人がつらそうでなければ、短い距離でも外を歩くことが刺激になります。歩けない犬は、カートや抱っこで外の空気をかがせるだけでも違います。

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認知症の犬との接し方

「かわいそう」と思いすぎず、いまの愛犬との時間を楽しむ気持ちが、犬の安心にもつながります。

介護する飼い主の負担を減らす

認知症の介護は長く続くことがあります。家族で交代する、ペットシッターや老犬ホームを一時的に使うなど、一人で抱えこまない工夫が大切です。かかりつけの動物病院にも、困っていることを遠慮なく相談しましょう。

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よくある質問

犬の認知症は治りますか?

元に戻すことは難しいですが、生活の工夫や食事で進み方をゆるやかにできることがあります。

認知症になりやすい犬種は?

柴犬など日本犬に多いといわれますが、どの犬種でも起こります。

何歳から気をつければいい?

10歳を過ぎたら、小さな変化を意識して見るようにしましょう。

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