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皮膚・目・耳のトラブル

犬のものもらいとは?まぶたの腫れの原因と治し方、受診の目安

10月31日更新約4分で読めます

このテーマのまとめ皮膚・目・耳のトラブル

愛犬のまぶたが赤く腫れていたり、ふちに小さなできものがあったりすると心配になります。人と同じように、犬にもものもらいができます。この記事では、犬のものもらいの種類と原因、病院での治し方、家で気をつけたいことをまとめました。

先に結論
  • 犬のものもらいは、細菌の感染、脂のつまり、まぶたの腫瘍の3つに分けられる
  • 原因で治し方が違うので、目薬を自己判断で使わず動物病院で診てもらう
  • 目をこする、目を開けない、目が白く濁るときはすぐ受診する
すぐ動物病院へ
  • 目を開けられない、強く痛がる
  • 黒目が白く濁っている
  • 腫れが急に広がり、顔まで腫れる
今日か明日に受診
  • まぶたが赤く腫れている
  • まぶたのふちにできものがある
  • 目やにが増えた
家で様子を見てよいことが多い
  • 小さく変わらないできもので、犬が気にしていない
目次
  1. 犬のものもらいとは?
  2. 麦粒腫(細菌によるもの)
  3. 霰粒腫(脂のつまり)
  4. まぶたの腫瘍(マイボーム腺腫など)
  5. 家でできることと、してはいけないこと
  6. 動物病院に行く目安

犬のものもらいとは?

犬のものもらいは、まぶたやまぶたのふちが腫れたり、できものができたりする状態をまとめた呼び方です。まぶたのふちには、涙が乾かないように脂を出す小さな腺(マイボーム腺)が並んでいて、ここにトラブルが起きやすいのです。

種類原因見た目
麦粒腫細菌の感染まぶたが赤く腫れて痛がる。うみが出ることも
霰粒腫脂の出口がつまるまぶたの中にコリッとしたしこり。痛みは少ない
まぶたの腫瘍(マイボーム腺腫など)腺がふくらむまぶたのふちのイボのようなできもの。シニアに多い

麦粒腫(細菌によるもの)

皮膚にいる細菌が、まぶたの腺に入りこんで炎症を起こします。子犬やシニア犬、体調をくずしているときなど、体の守りが弱っているときにできやすくなります。

動物病院では、細菌をおさえる目薬や塗り薬、飲み薬が使われます。早く治療を始めれば、多くは1〜2週間ほどで落ち着きます。

霰粒腫(脂のつまり)

マイボーム腺の出口がつまり、中に脂がたまってしこりになったものです。赤みや痛みは少なく、まぶたの内側にコリッとしたふくらみとしてさわれます。

小さいものは目薬や温めで落ち着くこともあります。大きいものやくり返すものは、まぶたを小さく切って中身を出すことがあります。

まぶたの腫瘍(マイボーム腺腫など)

シニア犬のまぶたのふちにできる、イボのようなできものです。多くは良性ですが、少しずつ大きくなり、目をこすって角膜を傷つけることがあります。

小さいうちに取れば、まぶたの形も保ちやすくなります。取り方は、切りとる、レーザーや凍らせて取るなどがあり、大きさや年齢で獣医師が選びます。

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家でできることと、してはいけないこと

やってよいこと
  • 目やには、ぬるま湯でぬらしたガーゼでやさしくふく
  • 目をこするときはエリザベスカラーを使う
  • 顔まわりの毛を短くして、目に毛が入らないようにする
やってはいけないこと
  • できものをつぶす、しぼる
  • 人用の目薬や、前にもらった目薬を使う
  • 腫れが続くのに様子を見続ける

目の薬は、角膜に傷があるときに使うと悪くなる種類もあります。必ず診てもらってから使いましょう。

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動物病院に行く目安

すぐ動物病院に行きたいサイン
  • 目を開けられない、強く痛がる
  • 黒目が白く濁っている、目が赤い
  • 腫れが1日で大きく広がる、顔まで腫れる
  • 目をこすり続けて止まらない

まぶたの腫れは、ものもらいではなく、結膜炎やアレルギー、虫さされのこともあります。目の病気は進みが早いことがあるので、迷ったら早めに受診しましょう。

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よくある質問

犬のものもらいは自然に治る?

小さな霰粒腫は自然に落ち着くこともありますが、細菌によるものや腫瘍は治療が必要です。原因を確かめるため一度は受診しましょう。

犬のものもらいは人や他の犬にうつる?

ふつうはうつりません。ただ、細菌による腫れのときは、さわったあとに手を洗いましょう。

まぶたのできものは取ったほうがいい?

大きくなる、目をこする、角膜を傷つけるときは、小さいうちに取ることがすすめられます。獣医師と相談して決めます。

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