皮膚・目・耳のトラブル
犬が虫に刺されたらどうする?蜂・蚊・ダニの症状と応急処置、予防
散歩のあと、愛犬の顔が腫れていたり、体にぷっくりした赤みがあったりして驚いたことはありませんか。犬は鼻先を草むらに入れるので、虫に刺されやすい動物です。この記事では、虫ごとの症状と応急処置、すぐ病院に行きたいサイン、毎年の予防をまとめました。
- 顔が急に腫れた、ぐったりした、吐いたときはすぐ動物病院へ
- マダニは無理に引き抜かない。口が皮膚に残ることがある
- ノミ・マダニ・フィラリアは、毎年の予防薬で防げる
すぐ動物病院へ
- 顔や口のまわりが急に腫れた
- ぐったりする、吐く、呼吸が苦しそう
- 歯ぐきが白っぽい
今日か明日に受診
- 刺されたところが半日たっても腫れている
- マダニがくっついている
- かゆがってなめ続ける
家で様子を見てよいことが多い
- 小さな赤みだけで、元気も食欲もある
犬が虫に刺されたときの症状
犬の虫刺されは、毛の少ない顔・耳・お腹・足先に出やすいのが特徴です。刺されたところが赤く腫れる、かゆがる、なめるなどの様子が見られます。
多くは時間とともにおさまりますが、蜂などでは体全体にアレルギー反応が出て、命に関わることもあります。
虫ごとの症状と注意点
| 虫 | 主な症状 | 注意点 |
|---|---|---|
| 蜂 | 刺された場所の強い腫れ、痛み | 体全体のアレルギー反応が出ることがある |
| 蚊 | 小さな赤み、かゆみ | フィラリアをうつすことがある |
| ノミ | 強いかゆみ、細かい赤いぶつぶつ | アレルギー性の皮膚炎になりやすい |
| マダニ | 皮膚にくっついて血を吸う | 重い感染症をうつすことがある |
| ムカデ・毛虫 | 強い痛み、腫れ、赤み | 口でくわえて口の中が腫れることも |
刺されたときの応急処置
- 落ち着かせて場所を確かめる毛をかき分けて、刺された場所と虫が残っていないかを見る
- 蜂の針はそっと取る針が見えたら、指でつままずカードの縁などで横にはらう
- 冷やすぬらしたタオルや保冷剤をタオルで包んで、腫れたところを冷やす
- 様子を見る30分から1時間は、腫れが広がらないか、元気があるかを見守る
やってはいけないこと
- 人間用の虫刺されの薬をぬる
- マダニを指で引き抜く、つぶす
- かいたりなめたりするのを放っておく
マダニは口を皮膚に深くさしこんでいるので、無理に引き抜くと口が残って化膿することがあります。見つけたら動物病院で取ってもらいましょう。
すぐ動物病院に行きたいサイン
すぐ動物病院に行きたいサイン
- 顔や口のまわりが急に大きく腫れた
- ぐったりする、吐く、下痢をする
- 呼吸が苦しそう、歯ぐきが白っぽい
- 何か所も刺された、口の中を刺された
蜂に刺されたあとのアレルギー反応は、刺されてから短い時間で出ることが多いです。上のサインがあれば、すぐ動物病院に連絡しましょう。
関連記事犬の体調不良のサイン一覧!様子見でいい症状とすぐ病院に行く症状犬の虫刺されを防ぐには
- ノミ・マダニの予防薬を、獣医師と相談して続ける
- フィラリアの予防を、蚊が出る季節にあわせて毎年行う
- 草むらや藪に顔をつっこませない
- 散歩のあとはブラッシングして、虫がついていないか確かめる
- 庭やベランダに蜂の巣がないか見ておく
よくある質問
虫刺されの腫れはどのくらいで引く?
軽いものなら数時間から1日ほどでおさまることが多いです。長引くときや広がるときは受診しましょう。
蜂に2回目に刺されると危ない?
2回目のほうが強いアレルギー反応が出やすいといわれます。以前刺されたことがあれば特に注意しましょう。
室内犬でも予防は必要?
散歩に出る犬は外から虫を持ち帰ります。室内飼いでもノミ・マダニ・フィラリアの予防は大切です。
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