犬の肉球のやけどの症状と応急手当、夏の散歩で防ぐためのコツ
犬の肉球は丈夫そうに見えますが、熱にはそれほど強くありません。真夏の昼のアスファルトを歩くと、短い時間でもやけどをすることがあります。この記事では、肉球のやけどの症状と応急手当、動物病院に行く目安、散歩で防ぐコツをまとめました。
- 夏の昼のアスファルトは60度近くになり、肉球がやけどをする
- やけどに気づいたら、すぐに流水で冷やしてから動物病院へ
- 散歩は早朝か日が沈んでから。地面を手の甲で5秒さわって確かめる
- 肉球が白っぽい、黒ずんでいる、皮がむけている
- 水ぶくれがある、血が出ている
- 足をつけずに歩く、強く痛がる
- 肉球が赤い、熱をもっている
- 肉球をしきりになめる
- いつもよりゆっくり歩く
- 散歩のあとに少し気にするが、色や形に変化がなく、すぐ普通に歩く
犬の肉球がやけどする原因
犬の肉球のやけどで多いのは、夏の日中の散歩で熱くなった地面を歩くことです。晴れた夏の昼、アスファルトの表面は60度近くになることがあります。
| 場所 | 注意したいこと |
|---|---|
| アスファルト | 夏の昼はとくに熱い。夕方もしばらく熱が残る |
| マンホール・金属のふた | 日光で高温になりやすい |
| 砂浜・砂利 | 日なたの砂は思った以上に熱くなる |
| 人工芝・ウッドデッキ | 素材によっては熱がこもる |
| 家の中 | ストーブ、ホットカーペット、こたつ、こぼれたお湯 |
冬に暖房器具の近くで寝ていて、低い温度でじわじわやけどをする「低温やけど」もあります。夏だけの話ではありません。
肉球のやけどの症状
- 肉球が赤い、熱っぽい
- 肉球の色が白っぽい、黒ずんでいる
- 皮がむけている、水ぶくれがある
- 足を引きずる、つけたがらない
- 肉球をしきりになめる、かむ
- 散歩をいやがる、すぐ座りこむ
犬は痛みを言葉で伝えられません。散歩のあとに歩き方がおかしいときは、足の裏をひとつずつ見てあげましょう。
やけどをしたときの応急手当
- 涼しい所へ移るすぐに熱い地面から離し、日陰や室内に移る
- 流水で冷やす水道水やペットボトルの水で、10〜15分ほど冷やす。氷を直接当てない
- 清潔に覆う清潔なガーゼをあて、ゆるく包む。なめさせない
- 動物病院へ見た目が軽くても、その日のうちに相談する
- 人間用の塗り薬や消毒液を塗る
- 水ぶくれをつぶす、むけた皮をはがす
- 保冷剤や氷を直接長く当てる
- そのまま散歩を続ける
すぐ動物病院に行きたいサイン
- 水ぶくれ、皮がむけている、出血している
- 肉球が白っぽい、黒く変色している
- 足をつけない、さわると強く痛がる
- いくつもの足をやけどしている
- ぐったりしている、息が荒い(熱中症のおそれ)
肉球のやけどは、見た目より深いことがあります。治るまでに時間がかかり、なめて細菌が入ると化膿することもあるので、早めに診てもらいましょう。
熱い地面を歩いた日は、熱中症にもなりやすい状態です。息が荒い、よだれが多いといった様子があれば、体全体を冷やしながら受診します。
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夏は早朝か、日が沈んで地面が冷めてから歩く
手の甲をアスファルトに5秒当て、熱くて耐えられないなら散歩はやめる
木陰や草の上を選んで歩く
犬用の靴に慣らしておくと、熱い地面や雪道でも安心
ストーブには柵をつけ、ホットカーペットは低めの温度にする
- 肉球が乾いてひび割れていると、熱や傷に弱くなる。なめても安全な犬用の保湿剤で整える
やけどが治るまでの過ごし方
- 散歩は控えめにし、獣医師の許可が出るまで家の中で過ごす
- 包帯や靴下をなめさせない。必要ならエリザベスカラーを使う
- 床が滑らないよう、マットを敷く
- 包帯がぬれたり汚れたりしたら、病院で替えてもらう
よくある質問
夏の散歩は何度くらいから注意?
気温が25度を超える晴れた日は、地面がかなり熱くなっています。手の甲で地面を確かめてから出かけましょう。
肉球のやけどはどのくらいで治る?
軽いものなら1〜2週間ほどです。皮がむけたり深かったりすると、もっと長くかかります。
犬用の靴はやけど対策になる?
なります。ただし慣れるまで時間がかかるので、涼しい季節から少しずつ練習しましょう。
肉球をなめているのはやけど?
やけどのほか、けが、異物、皮膚炎、アレルギーのこともあります。赤みや腫れがないか見てみましょう。
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