犬と暮らす人の情報ノート
犬の気持ち・行動の意味

犬の記憶力はどのくらい?覚えていること・忘れることとしつけへの活かし方

10月31日更新約3分で読めます

このテーマのまとめ犬の気持ち・行動の意味

さっき教えたことは忘れているのに、一度行った動物病院の道はしっかり覚えている。犬の記憶力は不思議です。この記事では、犬が覚えていること・忘れやすいことと、その特徴をしつけに活かす方法をまとめました。

先に結論
  • 犬は直前のできごとを覚えておくのが苦手
  • うれしい・怖いといった感情と結びついた記憶は長く残る
  • 叱るのはその場でないと伝わらない。ほめて覚えてもらうのが近道
目次
  1. 犬の記憶力の特徴
  2. 犬が覚えていること
  3. 犬が忘れやすいこと
  4. 犬は飼い主を何年覚えている?
  5. いやな記憶はいい記憶で上書きできる
  6. シニア犬の物忘れが気になったら

犬の記憶力の特徴

記憶の種類犬の得意・苦手例
短い時間の記憶苦手さっき隠したおもちゃの場所を忘れる
感情と結びついた記憶得意動物病院の建物を見ると震える
くり返しで覚えた行動得意おすわり、散歩の時間
人や犬のにおい・声得意久しぶりに会った家族を覚えている

犬は感情が動いたできごとほど長く覚えているのが大きな特徴です。

犬が覚えていること

いつ、どこで、何があったかを、そのときの気持ちとセットで覚えていると考えられています。

犬が忘れやすいこと

感情の動かないできごとや、少し前の行動は忘れやすいです。たとえば、留守中のいたずらを帰宅後に叱っても、犬は何で叱られているのかわかりません。

ポイント
  • 叱るなら、その行動の最中か直後だけ
  • あとから叱ると、飼い主が帰ってくると怖い、と覚えてしまう
関連記事犬のしつけの基本!教える順番と、叱らずに覚えてもらうためのコツ

犬は飼い主を何年覚えている?

大好きだった家族のことは、においや声とともに長く覚えていると考えられています。何年ぶりかに会った家族に、しっぽを振って駆け寄る犬の話も多くあります。

ただし、記憶の残り方は犬によって違い、はっきりしたことはわかっていません。

関連記事犬が飼い主を信頼している行動とは?信頼のサインと関係の深め方

いやな記憶はいい記憶で上書きできる

怖い記憶も、いい経験を重ねることで少しずつ薄めていけます。保護犬が新しい家族のもとで明るくなっていくのも、そのためです。

  1. いやなことを小さく分ける爪切りなら、まず爪切りを見せるだけから
  2. いいことと組み合わせる見せたらおやつ、さわったらおやつ
  3. 少しずつ進める怖がったら前の段階に戻る

シニア犬の物忘れが気になったら

年をとると、名前を呼んでも反応が遅い、いつもの場所で迷う、トイレを失敗するといった変化が出ることがあります。認知症の始まりのこともあるので、早めに動物病院で相談しましょう。頭を使う遊びや散歩で刺激を与えることも大切です。

関連記事犬の健康管理の基本!予防接種・健康診断・ペット保険の考え方

よくある質問

犬は3日の恩を3年忘れない?

ことわざで、はっきりした根拠はありません。ただ、うれしい記憶を長く覚えているのは本当です。

犬は言葉をいくつ覚えられる?

多くの犬は数十語ほどを覚えるといわれ、おもちゃの名前を何百も覚える犬もいます。

留守中のいたずらを叱ってもいい?

あとから叱っても伝わりません。いたずらできない環境づくりで防ぎましょう。

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