犬と暮らす人の情報ノート
犬の気持ち・行動の意味

犬の味覚は人とどう違う?好きな味と苦手な味、食欲がないときの工夫

10月31日更新約3分で読めます

このテーマのまとめ犬の気持ち・行動の意味

あっという間にごはんを平らげる愛犬を見ると、味をわかっているのか気になります。犬にも味覚はありますが、人とはしくみが違います。この記事では、犬の味覚の特徴と好きな味、食欲がないときの工夫をまとめました。

先に結論
  • 犬の味を感じる細胞は人の5分の1ほど。味より匂いで食べものを選ぶ
  • 甘み・塩み・酸み・苦みを感じ、とくに甘みや肉のうまみを好む
  • 食欲がないときは、においと温度の工夫が効きやすい
目次
  1. 犬の味覚は人よりにぶい
  2. 犬が感じる味の種類
  3. 犬が好きな味と苦手な味
  4. においと温度で食べたさが決まる
  5. 味覚があっても食べてはいけないもの
  6. 急に食べなくなったときは

犬の味覚は人よりにぶい

舌で味を感じる細胞(味蕾)は、人が約9000個なのに対し、犬は約1700個と人の5分の1ほどといわれます。味の細かい違いはわかりにくいものの、味覚がないわけではありません。

犬人
味蕾の数約1700個約9000個
嗅覚人の数千倍以上基準
食べものを選ぶ決め手におい味と見た目

犬が感じる味の種類

犬の舌の先には、水の味に反応する場所もあるといわれ、肉を食べたあとに水をよく飲むのはこのためとも考えられています。

犬が好きな味と苦手な味

好きなことが多い苦手なことが多い
肉や魚のにおいとうまみ苦いもの(薬など)
さつまいも・かぼちゃなどの甘みすっぱいもの、かんきつの皮
脂のあるしっとりした食感辛いもの、香辛料

甘いものが好きだからといって、砂糖や人工甘味料を足す必要はありません。素材の甘みで十分です。

においと温度で食べたさが決まる

犬は、まずにおいで食べるかどうかを決め、次に食感、そのあとに味を感じるといわれます。においの立つものほど食いつきがよくなります。

  1. 少し温めるふやかしたフードやトッピングを人肌くらいに温めると、においが立つ
  2. においのよいトッピングゆでた肉や魚、犬用のふりかけを少量のせる
  3. 食感を変えるドライフードをふやかす、ウェットを混ぜる
気をつけたいこと
  • 食べないたびにトッピングを増やすと、食べなければおいしくなると覚える
  • トッピングは全体の1割ほどまでにする
関連記事犬のごはんの基本!ドッグフードの選び方と量、食べてはいけないもの

味覚があっても食べてはいけないもの

犬は味で毒を見分けるのが苦手です。欲しがっても、次のものはあげないようにしましょう。

やってはいけないこと
  • チョコレート・ココア
  • 玉ねぎ・ねぎ・にんにく
  • ぶどう・レーズン
  • キシリトール入りのガムやお菓子
  • アボカド、マカダミアナッツ

急に食べなくなったときは

好みが変わっただけでなく、口の中の痛みや体調不良で食べないこともあります。

すぐ動物病院に行きたいサイン
  • 丸1日以上なにも食べない(子犬やシニア犬は半日でも注意)
  • 吐く、下痢をしている、元気がない
  • 食べたそうなのに口から落とす、よだれが多い
関連記事犬の体調不良のサイン一覧!様子見でいい症状とすぐ病院に行く症状

よくある質問

犬はドッグフードに飽きる?

においの変化に興味をもつことはあります。急に変えるとおなかをこわすので、切り替えは少しずつにしましょう。

犬は人の食べものをおいしいと感じる?

においや脂の多さに惹かれます。塩分や脂が多すぎるので、あげないほうが安心です。

薬を飲ませるコツは?

苦みを嫌うので、においの強い食べものや投薬用のおやつで包むと飲ませやすくなります。

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