犬が伸びをするのはなぜ?あいさつ・遊びの誘い・痛みの見分け方
起きたときや飼い主のそばに来たとき、犬はぐーっと気持ちよさそうに伸びをします。ただの体のストレッチのこともあれば、気持ちを伝える合図や、体の不調のサインのこともあります。この記事では、犬が伸びをする理由と見分け方をまとめました。
- 寝起きや長く同じ姿勢のあとの伸びは、体をほぐすストレッチ
- 近づいてきて伸びるのはあいさつ。お尻を上げて構えるのは遊ぼうの合図
- 短い時間に何度も伸びる、元気がないときは、おなかの痛みのことも
犬が伸びをするのはなぜ?
| 場面 | 主な意味 |
|---|---|
| 寝起き、長く寝転んだあと | 体をほぐしている |
| 飼い主に近づいてきて | あいさつ、親しみ |
| 前足を伸ばしてお尻を上げ、しっぽを振る | 遊ぼうの誘い(プレイバウ) |
| 叱られたあと、知らない犬の前 | 緊張をほぐしたい、落ち着こう |
| 何度もくり返す、背中を丸める | おなかや体の痛み |
体をほぐすストレッチ
いちばん多いのは、人と同じようにこわばった筋肉をほぐすための伸びです。寝起きや、同じ姿勢で長く過ごしたあとに、前足を伸ばしたり後ろ足を伸ばしたりします。
あくびと一緒に出ることも多く、体を動かす準備をしているところです。心配はいりません。
飼い主へのあいさつ
帰宅したときや朝起きたときに、近づいてきて伸びをするのは、親しい相手へのあいさつと考えられています。リラックスした相手の前でしか見せないしぐさなので、信頼のしるしでもあります。
関連記事犬が飼い主を信頼している行動とは?信頼のサインと関係の深め方遊ぼうの誘い(プレイバウ)
前足を伸ばして胸を床につけ、お尻を高く上げる姿勢は、プレイバウと呼ばれる遊びの誘いです。しっぽを振り、跳ねるように動くことが多いです。
時間があれば、少し遊んであげましょう。手が離せないときは、あとで遊ぶ時間をつくれば十分です。
緊張をほぐす合図
叱られたあとや、知らない犬に会ったときに伸びをすることがあります。自分や相手を落ち着かせようとする合図と考えられています。
耳が後ろに伏せる、目をそらす、あくびが増えるなどが一緒に出ていたら、少し距離をとって休ませてあげましょう。
何度も伸びるのは痛みのサインのことも
注意したいのは、短い時間に何度もくり返す伸びです。お尻を上げて胸を床につける姿勢は、おなかの痛みをやわらげようとしている「祈りのポーズ」のこともあります。
- 何度も伸びをくり返し、落ち着かない
- 吐く、下痢をしている、食欲がない
- おなかがふくらんでいる、吐こうとしても吐けない
- 背中を丸めて動きたがらない、さわると痛がる
膵炎や胃腸炎、胃がねじれる病気などで、こうした姿勢をとることがあります。とくにおなかのふくらみと吐けないようすがあるときは、急いで動物病院へ向かいましょう。
関連記事犬の下痢・嘔吐・便秘のときの見方と、すぐ動物病院に行く目安よくある質問
伸びをしたあと、すり寄ってくるのは?
あいさつと甘えのサインです。やさしく声をかけてなでてあげましょう。
シニア犬の伸びが減ったのはなぜ?
関節や筋肉が衰えて、伸びがつらくなっていることがあります。歩き方も変わったら相談しましょう。
伸びとあくびを一緒にするのは?
眠気や体をほぐすことが多いですが、緊張しているときにも出ます。場面で見分けましょう。
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