犬が上目遣いをするのはなぜ?甘え・おねだり・不安の見分け方
頭を少し下げて、目だけでこちらを見上げてくる上目遣い。かわいくて、つい何でも聞いてあげたくなりますね。でも犬の上目遣いには、うれしい気持ちだけでなく、不安や体の不調が隠れていることもあります。
- 上目遣いのいちばん多い理由は、何かしてほしいというおねだり
- 叱られたあとの上目遣いは「怒らないで」という不安の合図
- 元気や食欲がないときの上目遣いは、体調不良のサインのこともある
犬が上目遣いをする理由
| 理由 | よくある場面 |
|---|---|
| おねだり | ごはんの前、飼い主が何か食べているとき、散歩の時間 |
| 甘えたい、構ってほしい | 飼い主がくつろいでいるとき、留守番のあと |
| 不安、怒らないで | 叱られたとき、大きな音がしたとき、知らない人がいるとき |
| 何かを伝えたい | 体のどこかが痛い、具合が悪い |
犬の目は、人と同じように気持ちを伝える大切な道具です。とくに家庭犬は、人の顔を見て気持ちを読み取り、自分の気持ちも目で伝えるのが上手だといわれています。
おねだりの上目遣い
上目遣いで飼い主の顔と、食べものやリードを交互に見るなら、ほぼおねだりです。ごはんがほしい、散歩に行きたい、トイレに行きたいなど、してほしいことがあるときに見せます。
上目遣いをすると願いがかなうと覚えた犬は、何度もくり返すようになります。人の食べものをあげるのは、太りすぎや体調不良のもとです。時間を決めて応えるようにしましょう。
甘えたいときの上目遣い
おすわりや伏せをして、落ち着いた様子で見上げてくるときは、そばにいたい、なでてほしいという甘えの気持ちです。このときは目を合わせて名前を呼び、やさしくなでてあげると、犬との絆が深まります。
関連記事犬が飼い主を信頼している行動とは?信頼のサインと関係の深め方不安・怖いときの上目遣い
叱られたあとに、頭を低くして上目遣いで見てくるのは、反省というより「怒らないで」という不安の合図です。雷や来客のときに飼い主を見上げるのは、助けを求めていることもあります。
- 耳を後ろに伏せている
- しっぽを下げている、巻き込んでいる
- 体が小刻みに震えている
- 口元をぺろっとなめる
このようなサインが一緒に出ていたら、大きな声で叱るのはやめましょう。静かに声をかけて、安心させてあげることが大切です。
姿勢でわかる上目遣いの気持ち
| 姿勢 | 考えられる気持ち |
|---|---|
| 立ったまま見上げる | 期待している(散歩、ごはん)。または警戒してすぐ動ける体勢 |
| おすわりで見上げる | 落ち着いたおねだり、話しかけている |
| 伏せのまま目だけで見る | くつろいでいる。様子をうかがっている |
| 頭を低くして体を縮める | 不安、叱られて怖い |
体調不良のサインのことも
いつもと違って、元気がない様子でじっと見上げてくるときは、体のどこかがつらいのかもしれません。
- 上目遣いと一緒に、食欲がない、動きたがらない
- 体をさわると痛がる、震えている
- 呼吸が早い、ぐったりしている
また、シニア犬で目の動きがおかしい、片方の目だけが上を向いているときは、目や神経の病気のこともあります。気になるときは早めに動物病院で相談しましょう。
関連記事犬の体調不良のサイン一覧!様子見でいい症状とすぐ病院に行く症状上目遣いへの上手な応え方
- まず理由を考える時間帯、場所、姿勢、耳やしっぽの様子から、何を伝えたいのかを考える
- 甘えには応える落ち着いているときの上目遣いには、目を合わせてやさしく声をかける
- おねだりはルールを決めるごはんやおやつは時間を決めて、上目遣いのたびにはあげない
- 不安には寄りそう叱るのをやめ、静かな声で安心させる
よくある質問
上目遣いで見てくるのに、目が合うとそらすのはなぜ?
犬の世界では、じっと見つめ合うのは強い合図です。目をそらすのは争う気はないという気づかいで、嫌っているわけではありません。
叱ったあとの上目遣いは反省している?
反省というより、不安や怖さを伝えていることが多いです。叱るのは短く切り上げましょう。
上目遣いが上手な犬種はある?
目が大きく、まゆのような模様がある犬は、表情が豊かに見えます。どの犬種でも、飼い主をよく見ている犬ほど上目遣いが増えます。
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