犬と暮らす人の情報ノート
体調の異変(呼吸・熱・痛み)

犬の息が荒いのはなぜ?ハアハアが止まらないときの原因と受診の目安

10月31日更新約3分で読めます

このテーマのまとめ体調の異変(呼吸・熱・痛み)

犬が舌を出してハアハアしているのは、よく見る光景です。でも、涼しい部屋で休んでいるのに息が荒いときは、体のどこかに不調があるのかもしれません。この記事では、犬の息が荒くなる原因と、受診の目安をまとめました。

先に結論
  • 犬のハアハアは、体の熱を逃がすためのふつうの呼吸
  • 涼しい所で休んでも30分以上続くときは、病気や痛みを疑う
  • 舌が紫色、ぐったり、お腹がふくらんでいるときはすぐ受診
すぐ動物病院へ
  • 舌や歯ぐきが紫色
  • 暑い所でハアハアしてぐったり
  • お腹がふくれて、吐こうとしても吐けない
今日か明日に受診
  • 休んでも息が荒いのが続く
  • 夜中にハアハアして落ち着かない
  • 咳が出る
家で様子を見てよいことが多い
  • 散歩や遊びのあと、数分で落ち着く
目次
  1. 犬の息が荒いのはなぜ?
  2. 心配のいらない息の荒さ
  3. 病気が隠れている息の荒さ
  4. 夜中に息が荒いとき
  5. 寝ているときの呼吸数の数え方
  6. すぐ動物病院に行くサイン
  7. 息が荒いときに家でできること

犬の息が荒いのはなぜ?

犬は汗をかける場所が足の裏くらいしかないため、口を開けてハアハアすることで体温を下げています。これをパンティングといいます。運動、暑さ、興奮のあとに息が荒くなるのは自然なことです。

心配のいらない息の荒さ

こうした場合は、涼しい所で休めば数分から十数分で落ち着きます。

病気が隠れている息の荒さ

原因見られること
熱中症暑い所で急にハアハア、よだれ、ふらつき
痛み背中を丸める、震える、触られるのを嫌がる
心臓病咳、疲れやすい、夜に息が荒い
気管や肺の病気ガーガーという咳、呼吸の音がおかしい
ホルモンの病気(クッシング症候群)水をよく飲む、お腹がふくれる、毛が薄くなる
不安やストレス雷、花火、留守番のとき
関連記事犬の呼吸が早いのは病気?正常な回数と様子見していい場合、危ない場合関連記事犬が過呼吸になる原因は?ハアハアが止まらないときの対処法

夜中に息が荒いとき

夜は気温が下がり、運動もしていないので、本来は呼吸が落ち着く時間です。夜中にハアハアして寝つけないときは、痛み、心臓病、認知症による不安などが考えられます。何日も続くなら受診しましょう。

関連記事犬の認知症のサインと進み方!夜鳴き・徘徊への対策と介護のコツ

寝ているときの呼吸数の数え方

  1. ぐっすり寝ているときを選ぶ起きているときや夢を見ているときは多くなるので避ける
  2. 胸の動きを数える胸がふくらんでしぼむのを1回として、30秒数えて2倍にする
  3. いつもの数を知っておく元気なときに何日か数え、記録しておく

寝ているときの呼吸数は、1分間に30回未満がひとつの目安です。いつもより明らかに多い日が続くときや、40回を超えるときは受診しましょう。

呼吸の音や様子にも注意

すぐ動物病院に行くサイン

すぐ動物病院に行きたいサイン
  • 舌や歯ぐきが紫色や白っぽい
  • ぐったりして呼びかけへの反応が鈍い
  • 体が熱く、暑い場所にいた
  • お腹がふくれて、吐こうとして吐けない
  • 横にならず、座ったまま首を伸ばして息をしている

息が荒いときに家でできること

  1. 涼しい場所に移すエアコンの効いた部屋や日陰で休ませる
  2. 首輪や服を外す体の熱を逃がしやすくする
  3. 水を飲めるようにする無理に飲ませず、自分で飲める所に置く
  4. 30分ほど様子を見る落ち着かなければ動物病院に電話する

熱中症が疑われるときは、首やわきの下、内ももを水でぬらしたタオルで冷やしながら、すぐ動物病院に向かいましょう。氷水で急に冷やしすぎるのは避けます。

関連記事犬の体調不良のサイン一覧!様子見でいい症状とすぐ病院に行く症状

よくある質問

シニア犬の息が荒くなったのは年のせい?

年のせいと決めつけず、心臓病や痛みがないか確かめましょう。

寝ているときの息が荒いのは?

夢のこともありますが、寝ているときの呼吸数が1分間に30回を超える日が続くなら相談しましょう。

鼻の短い犬はいつも息が荒い?

気道がせまいため呼吸音が大きくなりがちです。いびきが急にひどくなったときは注意しましょう。

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