犬にサプリは必要?関節・腎臓・目など目的別の種類と選び方、注意点
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このテーマのまとめ健康管理・予防・保険歩き方がゆっくりになったり、健康診断で数値を指摘されたりすると「サプリを飲ませたほうがいいのかな」と迷いますよね。この記事では、犬にサプリが必要かどうかの考え方と、目的別の種類、選び方と与えるときの注意をまとめました。
- 総合栄養食(フードと水だけで栄養がとれるように作られたフード)を適量食べている健康な犬なら、サプリは基本的にいらない
- 成長期の子犬は子犬用の総合栄養食で足りる。カルシウムなどを自己判断で足さない
- サプリは薬ではなく食品。気になる症状があれば先に動物病院へ。持病や薬がある子は始める前に獣医師に相談
- (今すぐ)足を地面につけない、さわると鳴くほど痛がる、立ち上がれない
- (今すぐ)ぐったりして水も飲まない、吐くのが止まらない
- (今日か明日に)急に水を飲む量やおしっこの量が増えた、食欲が落ちた
- (今日か明日に)物にぶつかる、目が白くにごってきた、急に夜鳴きが始まった
- (数日のうちに)歩き方がおかしい・散歩をいやがる日が2日以上続く、うんちのゆるい日が2日以上続く
子犬とシニア犬は、ゆるいうんちや食欲の低下が半日続いたら早めに電話で相談しましょう。急ぎ度は一般的な目安です。迷ったら病院に電話してください。
目次
犬にサプリは必要?
結論から言うと、「総合栄養食」と書かれたドッグフードを適量食べている健康な犬には、サプリは基本的に必要ありません。総合栄養食は、そのフードと水だけで毎日に必要な栄養がとれるように作られているからです。
サプリは「栄養補助食品」で、薬ではありません。飲ませれば病気が治る、というものではないと覚えておきましょう。そのうえで、年齢や体の状態によっては、獣医師と相談して上手に使うと役立つことがあります。
- サプリは食品で、薬ではない
- まずはフード・体重・運動を見直す
- 持病や薬がある子は始める前に獣医師へ
サプリを考えてよい犬・急がなくてよい犬
うちの子に当てはまるかどうか、次の表で確かめてみてください。
| こんなとき | 考え方 |
|---|---|
| 子犬(成長期) | 子犬用の総合栄養食で足りる。足したいときは先に獣医師へ |
| 若くて元気、総合栄養食を食べている | 急がなくてよい。フードを適量あげることが大切 |
| 5〜7歳ごろの中年期 | 健康診断の結果と体重を見て、必要になったら相談する |
| 手作りごはんが中心 | 栄養が偏りやすい。足りない栄養を獣医師に聞いてから補う |
| シニアになり、立ち上がりがゆっくり | まず受診して原因を確かめる。そのうえで関節のサプリを相談 |
| 健康診断で腎臓や肝臓の数値を指摘された | 療法食やサプリが合うかは獣医師が決める。自己判断で始めない |
| おなかがゆるくなりやすい | フードの量や切り替え方を見直す。続くなら受診 |
たとえば、7歳をすぎた柴犬が散歩のあとに座りこむようになった場面を考えてみましょう。「年のせいかな」とすぐ関節のサプリを買う前に、体重が増えていないか、爪がのびて滑っていないかを見てあげてください。原因が別にあることも多いのです。
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犬のサプリは、目的ごとにいろいろな種類があります。よく探されているものを並べました。ただし、効き目がはっきり確かめられたものばかりではなく、製品による差も大きいです。「助けになるかもしれないもの」くらいに考えましょう。
関節のサプリ
いちばん多く探されているのが関節のサプリです。関節によいと言われる成分(グルコサミンや魚の油など)がよく入っています。小型犬に多いひざのお皿がずれる病気(パテラ)や、シニア犬の足腰が気になる飼い主さんが選ぶことが多いです。ただし、関節の負担を減らす基本は体重の管理です。サプリはその次と考えましょう。
腎臓・肝臓のサプリ
健康診断で数値を指摘されたときに探す人が多い種類です。腎臓や肝臓の病気は食事の内容が治療の一部になるため、自己判断で始めず、必ず獣医師に相談してください。療法食とサプリの組み合わせが合わないこともあります。
目のサプリ
ブルーベリーやルテインなどが入ったものがあります。目が白くにごる病気(白内障)が気になる飼い主さんが選ぶことが多いですが、サプリで治るわけではありません。目のにごりに気づいたら、まず受診しましょう。
認知機能のサプリ
シニア犬の夜鳴きや、同じ所をぐるぐる歩くなどの変化が気になるときに探されます。魚の油(DHAなど)が入ったものが多いです。急に夜鳴きが始まったときは、年齢の変化か病気かを見分けるためにも、今日か明日には獣医師に様子を伝えましょう。
おなか(乳酸菌)のサプリ
乳酸菌やオリゴ糖などで、おなかの調子を整えることをねらったものです。うんちがゆるい日が続くときは、サプリより先にフードの量や切り替え方を見直してみてください。
犬のサプリの選び方
- 目的を1つに決める「関節」「おなか」など、何のために飲ませるかをはっきりさせる。あれこれ重ねない
- 犬用を選ぶ人用のサプリは量や成分が犬に合わないことがある。犬用と書かれたものを選ぶ
- 原材料と量を確かめる成分の量・体重ごとの1日の量・製造元が書いてあるかを見る。アレルギーの食材が入っていないかも確認
- 食べやすい形を選ぶ粉・粒・おやつタイプ・液体などがある。ごはんに混ぜられるか、好んで食べるかで選ぶ
- 獣医師に見せる持病や飲んでいる薬がある子は、パッケージを持って相談すると話が早い
値段の高さや「たくさん入っている」ことより、目的に合っているか、続けやすいかで選ぶのがおすすめです。
サプリを与えるときの注意
- 人用のサプリを与える
- パッケージの量より多く与える
- いくつものサプリを同時に始める
- 薬と一緒に飲ませているのに獣医師に伝えない
人用のサプリには、犬にとって危ない甘味料(キシリトール)が入っていることがあります。人用のものは与えないようにしましょう。
新しいサプリは1種類ずつ、少ない量から始めると、合わないときに原因がわかりやすくなります。始めてから数日は、うんちの様子や皮膚のかゆみが出ていないかを見てあげてください。
サプリもおやつと同じでカロリーがあります。おやつタイプなら、その分を1日のごはんから少し減らしましょう。
続けるか・やめるかの見方
サプリは飲ませてすぐに変わるものではありません。様子を見る期間は製品や目的で違うので、パッケージの目安と獣医師の話に合わせましょう。1〜3か月ほどで見直すことが多いです。
- 始める前の様子(歩き方・うんち・毛づや)をメモや動画で残した
- 体重を月に1回は測っている
- 変化がないまま3か月たったら、続けるか獣医師に相談する
- 下痢・吐く・かゆみが出たら、いったん止めて相談する
「なんとなく続けている」状態になりやすいのがサプリです。健康診断のときに飲ませているものを伝え、続けるかどうかを一緒に決めると安心です。
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サプリは、病気の治療の代わりにはなりません。記事の初めの「すぐ動物病院に行きたいサイン」に当てはまるときは、サプリで様子を見ずに受診しましょう。
シニア犬は、いつもできていたことが急にできなくなるのも体調のサインです。子犬やシニア犬は体力が少ないので、ぐったりしているときは半日でも様子を見すぎないようにしてください。
腎臓や心臓の薬など、毎日の薬を飲んでいる子は、サプリとの飲み合わせを必ず獣医師に確かめましょう。
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犬のサプリは、毎日のごはん・体重の管理・適度な運動の「おまけ」です。まずは土台を整えて、気になることがあれば獣医師に相談しながら選んであげましょう。
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人用のサプリを犬にあげてもいい?
あげないようにしましょう。量が犬に合わないほか、キシリトールなど犬に危ない成分が入っていることがあります。
サプリは何歳から始めればいい?
年齢で決まりはありません。子犬は子犬用のフードで足ります。健康な成犬なら急がず、気になる変化が出たときに獣医師と相談して決めるのが基本です。
サプリはいつまで続ければいい?
製品で違いますが、1〜3か月ほどで見直すことが多いです。3か月たって変化がなければ、続けるか獣医師に相談しましょう。
サプリを嫌がって食べないときは?
粉ならごはんに混ぜる、粒ならおやつに包むなど形を変えてみましょう。無理に口に入れる必要はありません。
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