犬の気持ち・行動の意味
犬がずっと寝てるのは大丈夫?よく寝る理由と病気を疑うサイン
ごはんと散歩のとき以外、愛犬がずっと寝ていて心配になることはありませんか。犬はもともとよく寝る動物で、多くの場合は心配いりません。ただ、いつもより明らかに寝る時間が増えたときは、体調の変化のこともあります。
- 成犬は1日12〜15時間、子犬やシニア犬は18時間以上寝ることもある
- 呼べば起きて、ごはんも食べるなら、ずっと寝ていても多くは心配いらない
- 急に寝てばかりになった、元気や食欲がないときは早めに受診
犬がずっと寝てるのはふつうのこと
犬の睡眠時間は、成犬で1日12〜15時間ほどが目安です。人から見るとずっと寝ているようでも、犬にとってはふつうの長さです。
| 年齢 | 1日の睡眠時間の目安 |
|---|---|
| 子犬 | 18〜20時間 |
| 成犬 | 12〜15時間 |
| シニア犬 | 16〜20時間 |
犬がよく寝る理由
- 眠りが浅い 犬の眠りは浅い眠りの時間が長く、物音ですぐ起きる。そのぶん合計の時間が長くなる
- 体力を温存する 祖先は狩りの合間に体を休めていた。そのなごりと考えられている
- 成長と回復 子犬は成長のため、シニア犬は体力の回復のために長く寝る
- 退屈 ひとりの時間が長く、やることがないと寝て過ごす
病気を疑うサイン
心配なのは、ずっと寝ていることそのものより、寝方や様子がいつもと違うときです。
すぐ動物病院に行きたいサイン
- 呼んでも反応が鈍い、ぐったりしている
- ごはんを食べない、水をたくさん飲む
- 寝ているときの呼吸が速い、苦しそう
- 吐く、下痢をしている、体が熱い
心臓や呼吸の病気、甲状腺の病気、痛みや熱などで寝る時間が増えることがあります。シニア犬では、認知症で昼に寝て夜に起きるようになることもあります。
関連記事犬の体調不良のサイン一覧!様子見でいい症状とすぐ病院に行く症状ずっと寝てるときに確かめたいこと
- ごはんと水の量はいつもと同じか
- うんちとおしっこの回数や色は変わっていないか
- 散歩や遊びに誘うと喜ぶか
- 体をさわって痛がる場所はないか
- 歯ぐきの色はピンク色か
いくつか気になる点があれば、いつから、どのくらいの時間寝ているかをメモして動物病院に伝えましょう。
夜にしっかり眠れているかも見直す
昼間ずっと寝ている理由が、夜に眠れていないことの場合もあります。夜遅くまでテレビや照明がついている、寝床が暑すぎる・寒すぎるといった環境は、犬の眠りを浅くします。
- 寝床は人の通り道から少し離れた静かな場所に置く
- 夏は25度前後、冬は20度前後を目安に室温を整える
- 夜は部屋を暗くして、生活のリズムをそろえる
昼間の過ごし方を工夫する
退屈で寝てばかりいる犬には、昼間の刺激を少し足しましょう。散歩コースを変える、においかぎの時間を長くする、おやつを探す遊びをするなど、頭を使う時間があると気持ちも満たされます。
よくある質問
1日中寝ているのは病気?
呼べば起きて、食欲もあるなら多くは心配いりません。急に変わったときは受診しましょう。
寝ている犬を起こしてもいい?
急に起こすと驚いてかむことがあります。名前を呼んでから、そっとさわりましょう。
夏はよく寝るのはなぜ?
暑さで体力を使うためです。ぐったりしている、呼吸が荒いときは熱中症を疑いましょう。
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